2012.05.20 Sunday
浅見光彦シリーズ第22弾 首の女殺人事件
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
【出演】 中村俊介、紫吹淳、富家規政 他
【放送】 2006年(フジ)
内田康夫原作のフリールポライター浅見光彦が活躍するシリーズ第二十弾。ふらふらと根なし草のような生活を送る浅見光彦が事件を解決するスタイルが好評で、各局でシリーズ化がなされているトラベルミステリー。中村俊介はフジテレビのシリーズで二代目浅見光彦を務めている。このドラマは主役が中村俊介に交代してから八作目。原作は内田康夫著の『首の女殺人事件』。
ある日、浅見光彦の自宅に幼馴染の光子が訪ねてくる。すっかり成熟した女性になった光子に光彦の母親は興味津々。独身と聞いてますます興味を持つ。その時光子の姉の伸子から電話がかかってくる。彼女はかつての同級生で東大卒ながら劇作家となった宮田と再会し、光子の見合い相手にどうかと打診をしてきたのである。実は伸子は以前光子にプロポーズをして振った経緯がある。伸子のお膳立てで高村光太郎記念館を光子と宮田が訪れると、高村光太郎の『蝉』の前で「違う」と叫んだ男がいた。翌日その男が、そして数日後には宮田がそれぞれ遺体となって発見される。
高村光太郎の智恵子への深い愛情を綴った『智恵子抄』のレポートを書いていた光彦が、高村光太郎に纏わる事件に巻き込まれていくストーリー。しかしまさか自宅付近に光太郎の実家があったとは・・・。光彦の母親の教養の深さは恐るべし。
今回最初に事件が起きたのは島根県。ということで島根県警の刑事が光彦を訪ねてくるのだが、刑事が何か言おうとすると光彦が先回りして簡潔に述べてしまうため、カチンと来るのも頷ける。おまけに今回は兄の陽一郎までもが尊厳ある態度で登場。短気な刑事は当然ながら横暴な態度に出るが相手は警視庁刑事局長。相手が悪過ぎる。まあ、いつものように刑事達は正体が判明した途端低姿勢になり、光彦に全面協力する羽目になる。毎度毎度見ている分には楽しい場面だが、刑事達には死活問題。必死になるのも無理はない。
さて今回光彦と共に捜査にあたるヒロインは紫吹淳演じる光子。確かに宝塚出身の長身で見栄えはするものの、見た目が女性的ではないのでイマイチヒロインらしさに欠ける。演技と台詞で女性らしく見せてはいるものの、アップで見ると流石につらい。舞台向きの女優だと改めて思った。
長過ぎた春。
母親の嘆きに対して兄は「春も迎えていない」と答える場面についつい笑ってしまう。何の事を指しているかと言えば光彦と光子の恋愛について。女心に疎い光彦だけに上手く行く事はまずないのだが、案の定の結果に落胆する光彦の母親。少々可哀想な気もする。
満足度は★★★★
- | 2012 |
- 00:23 |
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