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東京タラレバ娘

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 吉高由里子、大島優子、榮倉奈々 他

【放送】 2017年(日テレ)

 

タラレバばかり言っていたらこんな歳になってしまった!

 

三十歳の女子三人が厳しい現実を向き合い幸せを掴むために頑張って生きていく。リアルな女子の本音のストーリー。原作は東村アキコのコミック『東京タラレバ娘』。

 

鎌田倫子、鳥居小雪、山川香は高校時代からの親友同士。一緒に初詣に出かけた際、七年あればみんな結婚して〜なんて話していた事を思い出し、既にあれから四年が過ぎていたと驚く。全員、未だに独身で彼氏もいなかった。倫子は未だ数本のドラマしか書かせて貰えない脚本家。ある日、仕事の打ち合わせの後、八年前に振ったプロデューサーの早坂哲朗に誘われてすっかり舞い上がり、早速香と小雪に緊急招集をかける。小雪の実家である居酒屋『呑んべえ』に集まり女子会を開いて大盛り上がりしていた。しかし三人は既に三十歳。夢の中に登場した白子(鱈)とレバーに『これを逃せばお前は一生独身だ!』と指摘されて、本気モードで哲朗に会いに行く。しかし早坂の意中の相手はADのマミだった。

 

三十代の働く女性の結婚観を話題にしたストーリーで、女子会とはまあそんな話題で盛り上がるだろうなと納得する部分もある。タラレバをほざいているとタラとレバーが現れるのはちょっと頂けないが、その年代のリアルな姿を取り上げているので同年代の女性には共感出来る内容である。真面目なのに不倫に走ってしまった小雪、元彼に二股掛けられている事を知りながら別れられない香、誰かと付き合ってもイマイチ本気になれない倫子。それぞれ幸せな結婚をしたいと望んでいるのに、やっている事と言えば三人で飲みながら愚痴をこぼしてばかり。幸せになりたいと望みながらそれが叶わない現実を酒の肴にするのが、むしろ彼女達には楽しいのかも知れない。

 

三者三様の恋愛がどうなるかという楽しみは勿論あるのだが、特にその中でも倫子の恋愛が一番興味深い。彼女は決してモテないわけではない。男性から興味は持たれているし、お誘いもある。ただ彼女には好きな人と結婚して幸せになる願望が強くあり、本当に好きな人とでなければそれ以上に進めない。彼女は非常に正直な人間なのである。自分の気持ちに蓋が出来ないから迷い続ける。三人の女の子の中で一番共感を持てる存在だった。倫子を吉高由里子が演じているのも親しみやすいキャラクターとなった要因である。

 

但し女の本音ばかりで進んでいくドラマなので、庶民的である反面人を惹きつけるような派手さには欠ける。女性中心だけに男性の扱いが酷いなと思う事もしばしば。特に早坂の扱いは酷過ぎる。凄く良い人なのに何故に悲しい想いばかりさせられるのだろう。しかも登場する男性は何れも女性が憧れるであろうタイプばかり。かなり偏りがあるドラマなので、このドラマを面白いと感じられるターゲットは絞られるだろう。まあ興味深い内容ではあった。

 

満足度は★★★★

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視覚探偵 日暮旅人

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 松坂桃李、多部未華子、濱田岳 他

【放送】 2017年(日テレ)

 

人間が持つ感覚、五感の内、四つまでを失い視覚だけで探偵を続ける青年の探偵物語。原作は山口幸三郎著の『探偵・日暮旅人』シリーズ。

 

探し物探偵事務所は探偵・日暮旅人と相棒の雪路雅彦が営む探偵事務所。二人は事務所兼住居に住み、旅人の娘・百代灯衣と三人で暮らしている。ある日、翌日の灯衣の弁当を作ろうと旅人が料理を並べたが、雅彦も灯衣も食べた瞬間顔をしかめる。旅人には五感の内、視覚以外の全てがないため料理を作っても味見は出来ないのである。実際卵焼きはとんでもなくしょっぱかった。その日、榎診療所に旅人は目の具合を診て貰いにいく。院長の榎木渡は旅人の目の具合は悪化してはいないものの、このままでは失明するのは時間の問題だと告げる。渡米して手術を受ければ治る見込みはあるのだが、その渡米費用や手術費を稼ぐには旅人の目を酷使して探偵業を続けるしかない。しかし旅人が目を使えば使う程失明までの時間が短くなる。雅彦は頭を悩ますばかりだった。そんな中、人相の悪い連中に旅人と雅彦が拉致される。行き先は村山会という暴力団。組長の村山は二人の評判を聞いて、金庫破りの犯人を見つけて欲しいと二人に依頼する。

 

人間の持つ五感の内、視覚以外の感覚を失ってしまった日暮旅人という男が探偵業を通して、次第に自分の身の上に起こった悲劇の正体を突き止めていくというストーリーで、多少コミカルな部分は残しているもののほぼ八割はシリアスな内容に偏っている。薬の売人でいかれたリッチーや、表向きは立派な国会議員だが裏では悪の顔を持つ雪路等々、際立った個性を持つ悪人へ旅人が戦いを挑んでいくわけなのだが、バイオレンスチックなアクションや危険ドラッグといったダークな世界が満載で、それをテレビドラマなのでどうにかオブラートに包んでいるものの、やはり好みは大きく分かれるタイプのドラマだと言える。まあ、どちらにしろ日曜の夜にこうも重苦しいドラマというのは出来れば避けて欲しい気がした。

 

感情が視える特殊能力はある意味異能と呼べるかも知れない。そういった意味では最近の流行を目敏く取り入れたのだろう。但し実写ドラマでのCG使い捲りの特殊能力はちょっと辛い。上手く感情を形で再現しているものの、作り物っぽさがどうしても鼻についてしまう。それでも最初の方は純粋に探偵物をしていて面白かったのだが、旅人の両親の事件の話になってからは何となく面白さはなくなり、ただ惰性で見ているようなものだった。最後は辛うじて希望に満ちたエンドでほっとしたが、あれが無かったらただただ最後はため息ばかりになりそうだった。

 

満足度は★★★

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突然ですが、明日結婚します

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 西内まりや、山村隆太、山崎育三郎 他

【放送】 2017年(フジ)

 

結婚して専業主婦になりたい女性と結婚なんてしたくない男性。結婚観が正反対の美男美女のラブストーリー。原作は宮園いづみのコミック『突然ですが、明日結婚します』。

 

夢は結婚して専業主婦になる事。結婚観が多様化する現代において高梨あすかは交際中の彼氏からのプロポーズを今か今かと待ち侘びていた。ところが期待は空しく彼氏から別れを告げられる。友人の結婚式に参加したあすかはブーケパスでブーケに飛びつき、そのままプールに落下してしまう。その様子を茶化して実況した司会者・名波竜に腹を立てる。後日、同僚が『突然ですが、明日結婚します』と発表する。しかも新婦は二十四歳。既に安定期に入っているという。あすかの結婚願望は強まるばかり。友人達はイマドキ専業主婦は敷居が高いと諭されるものの、あすかには何が悪いのかさっぱり理解出来なかった。酔っ払って先輩・小野の家に泊まったあすかは名波とキスをしてしまう。実は小野と名波は親友同志で、帰国したばかりの名波は小野の家で居候していたのだ。名波は寝惚けると誰彼構わずキスをする癖があると小野から教えて貰ったあすかはショックを受ける。

 

まず申し訳ないが、主役のイケメンは誰?という所から入る認知度の低さがネックに。まあ、それで脚光を浴びれば良いが正体を聞かされてもおそらくドラマを視聴するメインの層には『?』だったのではないだろうか。これまでにもミュージシャンを抜擢した例は珍しくない。かつて月9枠でも『イノセント・ラブ』でゆずの北川悠仁が抜擢された例もあるので、制作側には同じような意表をつく意図があったと思われるが、幾らイケメンでも山村隆太の表情の硬さ、乏しさ、暗さには華が感じられない。賑やかで華やかな俳優陣の中ではそこだけ沈んでしまうのである。また西内まりあに関しても歴代の主演女優と比較するとこちらも少々華がないのが否めない。仕事が出来るOLなので大人びているのは良いのだが、好きな人の前で見せる甘えた場面も妙に大人びていて公私のギャップがあまりない。そんな二人の主演にキャラクターの魅力でドラマを引っ張るのは難しかった。あともう一人のイケメン役・山崎育三郎のイケメン役が似合わない事。真面目な顔で台詞を言う度、笑ってしまう。

 

またストーリーに関しても着眼点は悪くない。今や結婚観が崩壊しつつあり、結婚適齢期と言われる年代でも結婚したい人、結婚したくない人が多数存在している。もはや結婚がさほど重要ではない世の中になりつつあるのかも知れない。そんな世の中で両極端の二人が恋をする話ではあるのだが、他のラブストーリーと変わっている所は序盤でカップルが成立してしまい、ドラマの中心がそんな二人が付き合い出してからの話になっている点である。ラブストーリーの醍醐味と言えば恋愛に発展するまでの過程の拗らせ方やじれったさにあるこれまでの恋愛物とは異なっているため、純粋にラブストーリーを求めている層には受け入れられ難い。また原作では主役の二人が食い違う結婚観から発展するバトルに面白さがあるのだが、決められた話数の中で必死にストーリー性を持たせて完結させようとしたせいでバトルの面白さより、葛藤の方が先に立ってしまい面白さが半減している。

 

最後まで見て確かにタイトルは回収したものの、結婚したくない男・名波竜が結婚を拒む理由がまるで子供が駄々を捏ねているような話で終わってしまう。大人の、しかも女性から憧れの存在であるアナウンサーがまさかのイメージダウン。納得がいかなかった。

 

満足度は★★★

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スーパーサラリーマン左江内氏

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 堤真一、小泉今日子、ムロツヨシ 他

【放送】 2017年(日テレ)

 

うだつの上がらない会社員が突然スーパーサラリーマンに!困っている人を助けるため、日夜スーパースーツを着て活躍する会社員のスーパーマンのパロディーヒーロードラマ。原作は藤子・F・不二雄のコミック『中年スーパーマン左江内氏』。

 

左江内英雄は建設会社営業三課に勤務する係長。正直で責任を取る事が何より嫌いな左江内は、プレゼンの企画書に肝心な完成予定図が入っていなかったことを上司の簑島に指摘され、本来なら部下の責任を自分が取る場面なのに下山えりの失敗と言ってしまう正直さに周囲も呆れるばかり。所謂ダメ人間と見られていた。しかしそんな左江内も皆には嘘をついていることがある。それは毎日持参する愛妻弁当が実は自分の手作りで、一家の家事も全て自分がやっているのだ。妻の円子は家事一切をやらない主義。妻に頭の上がらない左江内は渋々家事一切を引き受けている。ある休日、息子のもや夫を連れて公園へ行くと、突然見知らぬ老人から「スーパーマンになってみないか?」と声を掛けられる。

 

中年のおじさんのイメージとなると、原作のコミックでは既に頭は白髪混じりのロマンスグレーで、顔も体もくたびれて腹のだぶついた贅肉が目立つそんな男性をイメージしていると思われるが、原作が連載されたのは1970年代後半。その頃から比べると中年男性のイメージは大分変ってきているように思える。主演の堤真一はアラフィフでおそらく年齢的には合っているはずなのだが、やはり原作より断然若く見える。これは同じ年代でも今はかなり若くなった(或いは若く見せる技術が進化している)証拠なのかも知れない。

 

さてストーリーはと言えば、かなり脱力路線をいっている。スーパーマンのコメディーであるのは間違いないが、制作側がかなり遊び心を入れて制作しているとひしひし伝わってきた。タイトルは違っても同じ作者のコミックなら良いと言い切り、パーマンのコピーロボットを出す等々、そんなところで笑いをとってどうする?と思うような事をさらっとしてしまっているのである。かつてのアイドル・小泉今日子を恐妻にするなど話題性も十分。勿論、だからと言って飛びぬけて面白いわけではない。あくまで脱力系のドラマなのである。リラックスして楽しめるドラマに徹しているとも言えるだろう。

 

一つ言えるのはこの作品には夢がある。理屈で考えてしまうと勿論穴だらけと言わざるを得ないのだが、単純に受け止めれば人間のこうなって欲しいという願望がたくさん詰まった内容である。理屈で考えてはいけない。子供のように願望が叶う様子をきらきらした目で受け止めなければ。そうすれば非常に楽しめるファミリー向けの内容である。

 

それはそうと左江内家の家族が揃ってもこもこの真っ白なホームウェアを着ている構図は何度見てもほのぼのしてしまう。恐妻の言葉は信じられないくらい辛辣ではあるが・・・。

 

満足度は★★★★

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A LIFE〜愛しき人〜

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 木村拓哉、竹内結子、松山ケンイチ 他

【放送】 2017年(TBS)

 

十年ぶりに帰国した外科医が一つの病院の医師たちの意識を変えていく。命と愛と葛藤の医療ドラマ。

 

壇上記念病院は患者第一主義の院長・壇上虎之介と娘婿で儲け主義の檀上壮大とで意見が対立していた。利益の上がらない部門を廃止する計画を述べる壮大に虎之介が異論を唱える中、突然虎之介が胸を抑えて苦しみだす。検査の結果、心臓疾患と判明するが医師達は手術困難と診断する。すると虎之介はかつてこの病院で働いていた沖田一光に診て貰うと言い出す。沖田は十年前まで檀上記念病院で働いていた医師で現在はシアトルで活躍している。実は壮大と一光は幼馴染みで、今は壮大の妻に収まっている深冬の恋人だった。しかし深冬に片想いしていた壮大は檀上記念病院では一光の活躍の場がないのでシアトルにいかせようと院長に進言していたという経緯がある。その間に深冬と結婚し、まんまと娘婿に収まった壮大だけに一光の帰国は喜ばしい話では無い。帰国した一光はすぐに虎之介の手術を申し出て周囲を驚かせる。手術は成功するが、埋め込んだ人工弁のサイズが合わず虎之介は意識不明に。

 

あくまでキムタクはキムタクだった。

 

何の役を演じても代わり映えがないのは予想通りだったものの、キムタク演じる沖田は言ってみれば正義のヒーロー的役回りでそれこそこれまでのキムタクと全く変わらぬ立ち位置であるのだが、躍進する沖田に対して爽快感があまり得られない。そもそも医療ドラマ自体がかなり出尽くしている感がある中で、まさかの医療物チョイス。おまけに天才外科医の登場で医療現場に重点を置くと思いきや、そうはせずに人間ドラマの方が主体となっている。良くも悪くも無難な路線で収めた感じが否めない。まあ、それなりに見られるものの、特別面白いとも感じなかった。

 

また壮大と沖田の関係も不完全燃焼。二人の年齢がこの手のドラマにしてはかなり高いため、大人的解決で終わってしまいすっかり肩透かしを食らってしまった。いっそ二人でバトルでもしてくれたらまだすっきりするのだが・・・。

 

ところで何となく登場人物にまとまりがないように感じるのは気のせいだろうか?個々に個性のあるキャラクターを用意してはいるものの、それが好き勝手に動かした結果、まとまらなくなった印象を受けた。

 

満足度は★★★★

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