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純愛山河 愛と誠

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
 
【出演】 池上季実子、夏夕介、戸川京子 他
【放送】 1974年(テレ東)

梶原一騎原作、ながやす巧作画による人気劇画コミック『愛と誠』のテレビドラマ化。同年、テレビドラマ版が放送される前に映画が先行してヒットしている。しかし前評判の高さの割にはあまり人気が出ず、結局途中で打ち切りとなった。とは言っても半年に渡って放送されているので、当時は如何に一つのドラマが長期に渡って放送されていたかが窺える。

昔、スキー場の事故で早乙女愛は同じ年頃の男の子に命を救われる。しかし代わりに男の子は顔に酷い怪我をしてしまう。愛は命の恩人であるその男の子を密かに想い続けながら生きていた。やがて成長した愛はその男の子、太賀誠と再会する。しかし当時の正義感溢れる少年の姿はなく喧嘩に明け暮れる不良になり果てていた。誠の額には事故の際に出来た傷跡がくっきりと残っている。またあの事故が原因で誠はすっかり人生を狂わされ、愛を懐かしいと思うどころか憎しみを抱いていた。心を痛めた愛は誠を更生させるため、東京の高校へ転入させる。

愛も誠も高校生なので登場人物も高校生が主体なのだが、元が不良同士の抗争や対立などを扱ったバイオレンス系の劇画であるだけにどうしても残虐な場面を切り離すことは出来ない。勿論、ぎりぎりのラインで留められてはいるものの、流石に長いスカートを履いた不良少女(スケ番)達が一般人のオバチャンに頭からガソリンをかけるといった残虐性のある行為には思わず目を覆いたくなる。手に負えないでは済まない行為がたびたび織り込まれ、喧嘩のシーンもきっちりと制作されているだけに、教育上宜しくないと判断されそうな内容である。そんな中でヒロインの早乙女愛だけが如何に慈愛に満ちた純粋で女神のような存在として描かれ、本来ならば全く無縁であったはずの世界へと誠のために踏み込んでいく。

不良とは本来学校の規律に沿わず道を踏み外した連中を称した言葉であるが、このドラマではそうした不良達の方が余程日々を生き生きと過ごしているように見えてしまう。元気が余り過ぎと感じなくもない。

ところでこのドラマは正確に言えば完結していない。唐突な形で最終回を迎えてしまうので話が中途半端なまま終わってしまう。原作のラストシーンが好きなだけに、それが残念でならなかった。

満足度は★★★
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