池中玄太80キロ

  • 2013.01.23 Wednesday
  • 12:05
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 西田敏行、杉田かおる、坂口良子 他
【放送】 1980年(日テレ)

男やもめとなってしまったカメラマンの子育て奮闘記。血の繋がらない親と娘達が家族の絆を築いていくハートフルなストーリー。このドラマを皮切りに第3シリーズ及びスペシャルドラマまで制作されたヒット作。80キロは主演の西田敏行の当時の体重であり、決して見栄えが良いとは言えない裸体を惜しげもなく晒した宣伝ポスターが大いに話題となった。バラエティー番組では撮影にあたり局部を隠すために行った涙ぐましい舞台裏を披露して笑いをとっていた。

池中玄太は丹頂鶴専門のカメラマン。丹頂鶴の事になると夢中になってしまう丹頂鶴馬鹿の玄太だったが結婚して間もない妻の鶴子にはべた惚れ。長期に渡る撮影旅行の最中も常に写真を携帯し、これから温かい家庭を築こうと張り切っていた。ところが撮影中に鶴子が倒れたと連絡が入る。鶴子はそのまま他界。位牌の前で落ち込む玄太に残されたのは鶴子の連れ子である三人の娘達だった。周囲の反対の中、玄太は三人を自分の手で育てると決意する。しかし娘達の反発は強く、特に長女の絵里は玄太を毛嫌いしていた。

子育て奮闘記とは言っても昨今良く見られる子役の幼さや愛らしさで人気稼ぎをするようなドラマではなく、既に長女の絵里は多感な思春期を迎えた女の子。この時期は父親へ嫌悪感を抱く女の子も少なくはない。ドラマでは専ら絵里と玄太の対立が中心となって進んでいく。絵里は長女として責任感が強く、自分をしっかりと持っている。だからこそ妥協は許されない。壊れ物を触るように娘達の機嫌を取るばかりでは娘達の心に玄太の言葉は響かない。本音でぶつかりあいとことん分かり合う事が必要なのである。ドラマでは玄太が同僚達に相談をしながら、どう娘達に接すれば良いかを考え実践していく。勿論、新米パパには何かと至らない点は多いし、失敗もしてしまう。しかし娘達を想う気持ちが本物ならばいつかは通じる。そんな玄太の不器用な父親像がどこかコミカルで、それでいて温かさを感じさせるドラマである。

満足度は★★★★★

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