三毛猫ホームズの追跡

  • 2013.04.13 Saturday
  • 01:50
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 石立鉄男、市毛良枝、坂口良子 他
【放送】 1980年(テレ朝)

気弱で女性恐怖症で高所恐怖症の刑事とフィアンセのコンビが三毛猫にヒントを元に事件を解き明かす『三毛猫ホームズ』シリーズの第二弾!今回は連続飛び降り自殺事件の謎に挑む。原作は赤川次郎著の『三毛猫ホームズの追跡』。

新都心教養センターで受付のバイトを始めた吉塚雪子がビューティー体操教室を覗いていると、著名な映画評論家でもある講師の山室から連絡はないかと経理の職員に尋ねられる。その日山室は無断で欠勤していた。実は山室は自宅マンションの屋上から飛び降り自殺をしていた。息を引き取る寸前、彼は「俺ひとりでやったんじゃない」と意味深な言葉を残している。おまけに半年前には同じ場所でOLが飛び降り自殺を図っている。事件の担当となった刑事の片山義太郎は早速新都心教養センターへ聞き込みに行く。

片山の設定は極度の女性恐怖症のはずなのだが、このドラマでは女性恐怖症と言いつつも女子大生の雪子と婚約していたり、事件絡みで綺麗な女性を見掛けると話が弾んだりととても女性恐怖症とは思えず、ただの気の弱い刑事になってしまっている。土曜ワイド劇場で人気が出てしまっただけにこれがザ・『三毛猫ホームズ』と信じる人もいるが、実際には原作無視のオリジナル設定が大部分を占めている。そもそも雪子は原作では存在するにはするが、『三毛猫ホームズの推理』にしか登場しない。原作で雪子の役割を努めるのは、唯一片山が普通に接する事が出来る妹の晴美である。しっかり者の妹が頼りない兄の尻を叩くより、嫉妬深い恋人がいちいち事件関係の女性との仲を誤解して邪魔をする方がコミカルに作り易いのだろう。

確かに思惑通り、派手なリアクションの片山に嫉妬深く可愛らしい雪子のコンビは非常に目を惹くし、赤川次郎のコミカルなミステリーにはぴったりの人材。むしろ原作より数倍コミカルな内容に仕上げられている。人気が出てシリーズ化になるのも頷ける。今回からは片山の不器用な部下も登場し、こちらの片山とのコンビも見物である。

しかし何と言っても三毛猫ホームズの愛くるしさは言わずもがな。動物の撮影は難しいらしく、何度もカットが切り替わって、既に撮影済みのホームズの良い表情が差し込まれる。それでも猫好きには堪らない。

満足度は★★★★

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