調停委員日向夢子の事件簿4 復讐

  • 2014.06.10 Tuesday
  • 20:13
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 三田佳子、坂井真紀、渡辺典子 他
【放送】 2006年(フジ)

別荘で家政婦の遺体が発見された。片親の子供達を見守るマイペースな調停委員と弁護士資格を持つ駆け出し調停委員が殺人事件の真相を暴くミステリー。原作は夏樹静子著の『最後に愛を見たのは・・・』。

東京地方裁判所の調停委員・日向夢子と織田麻里のコンビは調停の申し立て人である森口玲子から話を聞く事になった。別れた夫が養育費の三万円を払わないという。その場に元夫と身重の妻が乗り込んできて修羅場となってしまう。麻里が一緒についてきた玲子の娘のミドリとミドリの友人の青木昇の相手をしている間に夢子はさっさと調停を成立させてしまう。そんな夢子を昇は密かに頼もしく感じ、夢子が仕事を終えるのを待って母親と会わせて欲しいと訴える。昇は父子家庭で母親の顔を知らない。今、昇の面倒を看ているのは青木家の後妻を狙っている若い家政婦・加代子で、昇に対する愛情は皆無だった。後日、青木家の別荘へ招待された夢子は青木親子とミドリと共に別荘へ出掛けて行くが、別荘の中では加代子が横たわって死んでいた。

今回の事件には小学生の子供達が絡んでいる。ドラマに登場している二人の子供はそれぞれ父子家庭、母子家庭で育ち、互いに常に親のいない寂しさを抱えて生きている。しかし親はそんな子供の気持ちに気付きもしない。夢子と麻里は子供達の身になって考え、子供達のために行動を起こしていく。

さて事件のキーになっているのはアジ化ナトリウム。起爆剤や防腐剤に使用される化合物だが、毒性が強いため人を死に至らしめる事もある。死亡した加代子もアジ化ナトリウムを服用した事が死因だった。ところが別荘では食べ物はおろか、何かを飲んだ形跡もなかった。一体、加代子がどうしてアジ化ナトリウムを口にしたのかが事件の焦点となってくる。

ドラマは全編に渡って親子関係について注目した内容になっている。どの家庭にも事情はある。そして時にはそのせいで親子が離れ離れになってしまう事もある。人には色々言い分はあるものの、親の身勝手さのせいで子供は寂しい思いをする事も少なくは無い。事情のある家庭を取り上げて子供の心をもう一度考えて欲しいと暗に語っているように思えた。

満足度は★★★★

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