悪魔の花嫁

  • 2014.09.25 Thursday
  • 11:18
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 古谷一行、高橋ひとみ、古尾谷雅人 他
【放送】 1995年(TBS)

京都の資産家の家で起きた連続殺人事件の謎に金田一耕助が挑む本格ミステリー。原作は横溝正史著の短編小説『悪魔の家』。但し原作では金田一耕助は登場しない。TBSの金田一耕助シリーズ第二十一弾!

昭和三十一年夏、金田一耕助の元に恩師の知り合いの女性・宇津木香織から一通の手紙と鈴が送られてきた。早速指定された待ち合わせ場所である京都の料亭へ出向いた金田一だったが、待てど暮らせどそれらしき女性は一向に現れなかった。仕方なく連絡先を伝えて料亭を後にする。その夜は濃霧だった。帰宅途中の鶴田弓枝と出会った金田一は彼女を家まで送る途中鈴の音を耳にして立ち止まる。すると闇の中に異様な顔が浮かび上がっていた。悪い悪戯と先を急ぎ、無事鶴田家に到着した金田一は弓枝に誘われて鶴田家にお邪魔する事に。鶴田家は大層な豪邸で何人もの召使が仕えており、どうやら弓枝はそこの令嬢のようだった。弓枝は真っ先に小さな少女・鮎子に声をかけるが、鮎子が手にしていた西洋人形を見た瞬間、金田一はぎょっとする。その人形はぼろぼろで顔が焼けただれていた。

京都の資産家の家に招待されたばかりに連続殺人事件に巻き込まれてしまう金田一耕助の活躍を描いたストーリーではあるが、夜道で会った弓枝がかつて金田一が結婚を考えていた女性に似ている等ささやかなラブロマンスを交えている。惚れた弱みとでも言えば良いのか弓枝が望まぬ結婚に身を投じようとしているのを見ていられず、お節介にも事件解決に走り回り、その挙句真相を暴いても結局は事件を解決させないままに終焉を迎える。まあ、金田一はあくまで探偵であり、警察では無い。そのため犯人をどうするかは金田一の胸三寸。たまにはこんな幕切れもありとは思うが、見ている側としてはどうにもすっきりしない。主演が古谷一行という事もあり、ラストシーンがつい『失楽園』とダブって見えて仕方が無かった。勿論、『失楽園』の方が後で制作されたドラマなので模倣ではない。

原作が短編小説だけあってストーリーもトリックもあまり手の込んだ内容ではなく、それを様々なエピソードを加えて二時間に仕上げた感じだった。ストーリーを簡潔に言ってしまえば財産を正式な後継者に遺したという話で、連続殺人はその過程の一つだったに過ぎない。

ところで闇夜に浮かび上がる不気味な顔はかなりちゃちだと感じたが、そのからくりを知ればちゃちなのも仕方がないとは思われる。但し時代背景を考えるとこれでも精巧過ぎるくらいである。正直、まるで恐怖を感じなかったし・・・。

満足度は★★

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