シンデレラデート

  • 2014.12.29 Monday
  • 01:03
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 星野真理、眞島秀和、陣内智則 他
【放送】 2014年(フジ)

永遠の愛を誓って結婚したのに異国の地で運命の人に出会ってしまった。その時から幸せな結婚生活が色あせていく。禁断の恋に落ちた男女の甘く切ないロマンティックラブストーリー。

英琳高校の国語科教師を務める西村真琴は夫の健吾と結婚して十年目を迎え、高校の夏休みを利用してジャカルタへ旅行に行く計画を立てていた。実は未だ西村夫妻は子宝に恵まれず、この旅は小作りのための旅でもあったのである。ところが西村建築事務所の所長を務める健吾は出発直前になって大阪の仕事がトラブってしまいそちらへ駆けつける事に。仕方なく真琴は一人でジャカルタへ旅立っていく。真琴が民族衣装に身を包み観光を楽しんでいる時、一人の男性とぶつかってしまう。彼は毎報新聞社のジャカルタ支局長・結城涼太。ぶつかったのは前方不注意の真琴のせいだったが、涼太の厚かましい態度に機嫌を損ねてしまう。それを皮切りに事有る毎に涼太と顔を合わせるようになる。ジャカルタ留学中の教え子・木島綾と共に外出した真琴は二人組の暴漢に襲われる。綾を逃がした後、絶体絶命のピンチに陥った真琴を助けに駆け付けたのは涼太だった。

ピュアなラブストーリーという事で正統派の人間が常識的には許されない禁忌の恋に落ちるという内容で、中心となる真琴はあくまで清く正しく、涼太は強い正義感を持った人間に描かれていて、自分を貶めるための狡猾さはあっても世渡りするために狡猾にはなれず、それ故に真琴が人妻である現実に二人は苦しむ事になる。

しかし真琴の場合、その清く正しい生き方がどうにも嫌味に取れてしまい、共感が持てない。両親も教師で、自らも高校教師になったため常識的な生き方しか許されないと固執してしまうせいなのかも知れないが、聖女というより常識を振り翳して周囲を振り回す悪女に見えてしまう。特に一年後の約束をした辺りからは最悪である。涼太に迷惑をかけないために涼太の存在を隠して離婚に踏み切ろうなんて笑止千万。自分勝手も甚だしい。筋を通して話し合いで離婚を成立させるも何もないだろう。ヒロインの優しさや相手に対する思いやりを感じる前に、そんな馬鹿な事を考えたヒロインに腹立たしさを感じた。

但し恋愛を離れてみればこのドラマは完全に学園物である。勿論それをメインにしたドラマに比べればライトな扱いではあるが、真琴や涼太が生徒達の問題に真摯に向き合う姿は一端の学園ドラマである。臨時教員でありながら、生徒達を守るために学校側の事なかれ主義に異論を唱える真琴には教師のあるべき姿を投影させているように思えた。

それにしても相変わらず吉本の芸人起用の風潮は健在。魅惑の校医の不倫相手としてバイきんぐの小峠英二が登場するのは意外性もあるし、こういうポイントをついた起用は面白い。しかし真琴の夫役として登場する陣内智則の台詞棒読みは酷い。元々関西弁の人間を無理矢理標準語で話させたために起きたハプニングなのかも知れないが、出番が多いだけに流石にいただけない。あそこまで標準語に支障があるなら関西弁のまま登場させた方が自然だったのではないだろうか?

尚、ドラマの途中で流れる単身赴任の父親の元へやってきた娘二人が夕食を失敗するエピソードのCMが微笑ましかった。

満足度は★★★★

Sharo
インディーズレーベル
(2014-12-03)

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