課長 島耕作3

  • 2015.01.11 Sunday
  • 14:23
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 宅麻伸、斉藤慶子、安達祐実 他
【放送】 1995年(フジ)

大手電機メーカーの課長として働くサラリーマンの姿を描いた企業ドラマ『課長 島耕作』シリーズの第三弾。今回のテーマは派閥争いと愛人スキャンダル。原作は引兼憲史の人気コミック『課長島耕作』。

初芝アメリカを軌道に乗せた功績を評価された大泉が副社長に抜擢された。その大泉が帰国すると聞いて、部長の中沢と共に島耕作は空港まで迎えに行く。大泉の隣に寄り添っていたのは耕作が贔屓にしている銀座のBARのママ・典子だった。耕作は典子から大泉との関係は秘密にして欲しいと頼まれる。しかし大泉の副社長就任を面白く思わない福田常務はショールーム課の課長・村木に大泉のスキャンダルを暴いて副社長の座から引きずり下ろせと命令を出す。ところが耕作の活躍で村木の策略は失敗。福田常務は次に創業者の清廉潔白なイメージに傷をつけるべく、愛人に目をつける。それは耕作の部下で恋人の大町久美子の母親だった。否応なしに耕作は派閥争いに巻き込まれていく。

出世に興味のない島耕作はどこの派閥にも属さず中立な立場をとり続けていたが、初芝電器創業者の隠し子である久美子が関係していたために自らが苦しい立場に追い込まれてしまう。会社の危機を救うためには久美子の出生の秘密を明かさなければならない。しかし恋人である久美子を守るためには秘密を明かせない。究極の選択を迫られた耕作が如何なる判断を下すかが今回のドラマの見どころとなっている。

あっちを立たせればこっちが立たない。中間管理職は常に板挟みの状態である。今回は中間管理職というよりは男として板挟みとなってしまったのだが、どちらにしても苦しい状況には変わりない。おまけにどちらに転んでも耕作は痛みを伴ってしまう。

また父親としても娘に試されてしまう。既に娘の奈美は中学受験を控えている年齢。可愛いだけの子供ではなく、様々な事を考えるまで成長している。離れて暮らしている耕作はそんな娘の成長を実感しているわけではない。インターネットの普及した現代からすると懐かしいパソコン通信でのやり取りで初めて娘の成長を実感した耕作の驚きと戸惑い。それ故に失ってしまった娘の信頼。仕事、恋愛、家族。どの面においても精一杯尽力する耕作の姿はまるで正義のヒーローのようにも見えるが、そこまで気が回る人間はそうはいない。しかしそれが当時のサラリーマンの憧れの姿でもあったように思える。

満足度は★★★★

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