結婚相談員末永卯月の推理案内状 地獄の花嫁4

  • 2015.04.24 Friday
  • 10:02
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 名取裕子、雛形あきこ、風間トオル 他
【放送】 2003年(フジ)

結婚式当日に花嫁が控室で刺殺される。彼女が働いていた老舗温泉旅館でも遺体が!ベテラン花嫁相談員と後輩の花嫁相談員の死神コンビが事件解決に乗り出す『地獄の花嫁』シリーズ第四弾!これまでとは異なり脚本はドラマの中で仲居頭を演じる渡辺典子が務めている。

末永卯月は大学時代の親友で老舗旅館の女将をしている栗木由希子からの依頼で、娘同然に育てた仲居の美保の結婚式の担当をする事になる。挙式当日、心臓発作を起こした由希子を卯月が介抱している間に控室で美保が何者かに刺殺される。スタッフが手袋を取りに部屋を空けたほんの僅かな時間の出来事だった。控室には旅館で働く板前の坂井がいて、警察は坂井を逮捕する。その際、卯月は控室に集まる野次馬の中にサングラスをかけた怪しい女性を目撃する。事件から一週間が経ち、事件に疑問を抱いた卯月は元夫で刑事の佐野功一を家に呼んで話を聞く。すると坂井は美保にストーカー行為を行うくらい好意を持っていたが、犯行を一貫して否定しているという。しかも控室に坂井を呼んだのは美保自身だと証言している。状況的には坂井が犯人と示しているが、卯月同様功一も出来過ぎ感が拭えずにいた。

うーん、何かが違う。これまでのシリーズでは花嫁の殺害され方や見せ方にも拘りが感じられたのだが、今回は遺体に対する拘りが全く感じられない。また卯月の濃いキャラが別人のように知的に変更され、テンポも悪いし、キャラクターの個性が死んでいる。『地獄の花嫁』シリーズの設定を使ってはいるものの、別物としか思えない。まるで単発のサスペンスドラマを見ているかのようである。このシリーズの設定を使って制作する必要があったのかどうか甚だ疑問である。

そう言えば卯月の部屋が広くなったような・・・。

タイトルからして装いも新たになった第四弾だが、細かい点でも色々な違いが目についてしまう。

ところでストーリーの方に目を向けると、幾つかのミステリー要素を取り入れてサスペンスタッチに仕立てており、そんなに悪い出来ではないのだが、贅沢に色々詰め込んでしまった分だけ条件が揃い過ぎてせっかくのトリックが却って判り易くなってしまっている。遺体が消失した時点で犯人の正体も、トリックも、動機も全て想像がついてしまうのではあまりに味気ない。また作者の意図も花嫁の殺害より遺体消失トリックの方に重点がおかれているのが明らかで、『地獄の花嫁』と謳っている割には花嫁の死亡がぞんざいに扱われている気がしてならなかった。

満足度は★★★★

布施明,布施明,田島貴男,岩谷時子,船山基紀,井川雅幸,いずみたく
ZETIMA
(2003-10-22)

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