だます女だまされる女5

  • 2015.06.01 Monday
  • 11:46
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 余貴美子、小柳ルミ子、渡辺梓 他
【放送】 2003年(日テレ)

主婦を狙ったマルチ商法にはまった女達の光と闇の現実を消費者相談員が垣間見るサスペンスドラマ。『だます女だまされる女』シリーズ第五弾!

東亀戸消費生活相談センターでは最近マルチ商法被害に遭った相談者が増えている。ターゲットは主に学生や主婦。ネズミ講と違って法整備がなされていないためその実態が掴み辛いのが現状である。ある日、センターに中谷俊哉が妻の深雪がマルチ商法に引っ掛かっているのではないかと相談にやって来る。生活相談員の石毛まどかは中谷を見てびっくり。彼はまどかの息子の同級生の父親で顔見知りだったのだ。深雪は『クローバー物流』に十万円の会員費を支払って手当たり次第に知人に電話をかけ捲っていると言うのだ。息子からも中谷の娘が深雪の電話のせいでイジメに遭っていると聞かされて黙ってはいられなくなる。実態を調べるためにパーティーに乗り込んだまどかはシステムの説明を聞いてマルチ商法だと確信する。しかしリーダー販売員の宮口遥子を崇拝している深雪はまるで聞く耳を持たなかった。そんな中、深雪を『クローバー物流』に紹介した三島貴恵が自宅で殺害される。

心の隙間を狙ったマルチ商法の恐ろしさとその顛末を知らしめる内容で、マルチ商法とは言ってみればネズミ講の進化版である。しかも被害者が加害者となって被害が拡散していくため、末端の人間が発覚してもなかなかその中枢に行きつかない。おまけに被害者は洗脳されてしまっているため被害を自覚する事も難しい。ちょっと考えればすぐにカラクリに気付きそうなものだが、そこがマルチ商法の小賢しい部分でまだ社会の仕組みに詳しくない学生や、あまり社会と関わりの持てない専業主婦を狙ってくるため、心の隙間にほんの一匙の甘い蜜をかけて簡単に仲間に引き入れてしまうのである。しかし世の中そんなに甘い話は転がっていない。気付いた時には家庭は崩壊し、人との関係は壊れ、残されたのは借金だけ。そうなって初めて自分が被害に遭っていたと気付くのである。勿論、そうなっては遅いのだが・・・。

このドラマでは宮口遥子、三島貴恵、中谷深雪と三人のマルチ商法にひっかかった女性を取り上げ被害者が加害者となる構図と、その顛末がどんな物かをまどかの目を通して赤裸々に描いている。勿論、マルチ商法の中心となる人間まで行きつくわけではないので、すっきりしない面もあるが、取り敢えずまどかとしては出来るだけの事はやっているので良しとしようという所だろうか。

満足度は★★★★

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