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シロサギは静かに笑う

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 余貴美子、保坂尚輝、染谷将太 他
【放送】 2006年(日テレ)

モニター商法で荒稼ぎしていた販売員が殺害される。被害者から相談を受けていた消費者相談員が事件に乗り出すサスペンスドラマ。『だます女だまされる女』シリーズ第九弾!火曜サスペンス劇場がこの放送の前年に終了しているため、最終話となるこのドラマだけ唯一火曜サスペンス劇場外で放送された。

東亀戸消費生活相談センターの相談員・石毛まどかは催眠商法に引っ掛かって羽根布団を売りつけられた被害者・志村の家を訪ねると、志村は台所で首吊り自殺を図っていた。慌てて幼馴染みの沢田刑事に連絡を入れる。最近、センターでは『美夢(ビーム)』という会社の催眠商法の相談が相次いでいる矢先の出来事だった。志村の死にショックを受けるまどかに美夢の社長・尾は平然と「人間生きててなんぼでしょ」と言ってのける。数日後、消費者相談センターが悪徳業者リストを発表する。その中に美夢の名前もあった。あっさり美夢を見限った尾は次に着物販売の『紫着舞』という会社を立ち上げ、元保険外交員・東佳恵を販売員にスカウトする。ある日、紫着舞で高価な帯を購入した女性がクーリングオフの相談に訪れる。そのやり口は明らかにモニター商法だった。様子を見に行ったまどかは社長が尾と知ってモニター商法への疑いを強める。そんな中、主任販売員として働いていた佳恵が突然自宅で殺害される。

今回は次々あの手この手で悪徳商法の会社を設立し荒稼ぎする尾が中心となったストーリーになっている。何故尾が悪徳商法に手を出すのか、そして尾が言う『悪』とは何を差しているのか。事件を通じてまどかと沢田がそれらを追及していく事になる。

これまでのシリーズでかなりの悪徳商法が紹介されてきたが、今回は催眠商法とモニター商法。最初に登場する催眠商法は美味しい餌を撒いて高額の羽毛布団を買わせるというやり口なのだが、面白いのはこれまでになかったこの手口を利用して私腹を肥やす人物が登場する事である。それが殺害された佳恵。彼女は催眠商法と理解した上で無料の商品を散々手に入れ、肝心の高額商品が出される前に姿を消すのである。悪徳商法の会社の社員達からとってみれば頭に来る事この上ないが、見方を変えればここまで頭の切れる相手なら味方にすれば心強い相手にもなる。実際佳恵は尾と組んで素晴らしい活躍を見せている。

とはいうものの悪徳商法が受け入れられてしまってはこのドラマの意味はない。あくまで主演は消費者相談員のまどかなので、最終的には悪徳商法が生む悲劇に目を向けている。子供が関わって来るだけに非常に痛ましい話ではあったが・・・。

さて見所はシリーズを通して初めて所長らしい姿を見せた所長の有難いお話だろうか。急作目にして初めて所長が所長となった所以を知ったような気がする。

満足度は★★★★

布袋寅泰,吉田美奈子,土屋アンナ,RIP SLYME,井上陽水,町田康,BRIAN SETZER
EMIミュージック・ジャパン
(2006-12-06)

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