安芸奥の細道殺人事件

  • 2015.09.08 Tuesday
  • 11:02
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 片平なぎさ、村井国夫、二宮さよ子 他
【放送】 1993年(日テレ)

果樹園で俳句を手にした男が殺害される。句会への参加を巡って起きた殺人事件の謎にフリーライターとカメラマンのコンビが奔走する。『小京都ミステリー』シリーズ第十弾!

広島と尾道の間に位置する竹原で三万人の会員数を誇る萌木会の句会が行われる事になり、フリーライターの柏木尚子はカメラマンの山本克也と共に主催者である平山青風の取材に訪れた。萌木会は営利目的ではないかという尚子の辛口な質問を平山は平然とかわしてみせる。次は句会での取材のため、尚子と克也は竹原へと向かった。尚子の情報では句会の目玉は十七歳の女子高生・川口真木。ところが尚子が真木の取材に行くと、真木が句会から外されたと連絡が来た所だった。納得のいかない真木の父親は萌木会広島支部に乗り込み猛然と文句をつける。実は真木の父親は過去に永井に足を引っ張られ、俳句を諦めざるを得なかったと言う因縁があったのだ。翌日、永井の経営している果樹園へ足を延ばした尚子達は途中の波止場で真木の父親を目撃する。果樹園で座り込む永井に尚子が声を掛けると、永井は胸を刃物で一突きにされ絶命していた。

若き天才俳人の少女のロミオとジュリエット的なストーリーかと思えば、実際に事件に関わっているのはその親達の因縁の方。真木役には新人女優を起用しており、あくまで清楚で可憐な少女のイメージから逸脱しない役柄になっている。恋愛の場面はあってもほんの僅かだけで、殆どが親思いの芯の強い少女を印象付けている。終始綺麗なイメージしかないというのも奇妙な感じがする。

さてストーリーの方に目を向けると、誤認逮捕と思われる容疑者を尚子と克也のペアが事件の真相を暴いて真犯人を逮捕するという流れ。サスペンスドラマではよくあるパターンである。しかし真犯人が最後の最後まで判らないというより、いきなりそっちに矛先が向いてしまう展開が不満である。それまで一切触れられなかったどころか、殆どドラマに登場もしていない人物を突然の犯人扱い。あまりに性急すぎる展開が難点。制作する側の頭の中でだけ先走ってしまい、結果として見ている側には余計な部分を端折り過ぎたような解決編はいただけなかった。

尚、ベレー帽が流行なのか、今回の尚子は常にベレー帽スタイル。服に合せて何種類かあるようだが、結構似あっていた。

満足度は★★★★

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