新・牡丹と薔薇

  • 2016.01.30 Saturday
  • 08:26
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 伊藤かずえ、逢沢りな、黛英里佳 他
【放送】 2015年(フジ)

2004年に放送され人気を博した『牡丹と薔薇』のリメイク版。誰にも断ち切れない深い絆で結ばれた姉妹の愛憎劇。高貴で控えめな牡丹と我儘で華やかな薔薇。牡丹と薔薇に形容された姉妹の物語。序盤では前作の出演俳優陣が様々な役で登場するファンサービスが見られた。

各話別のあらすじは別館の方へどうぞ

新・牡丹と薔薇

前作がある内容だけにどうしても比較してしまうのだが、爆発的な人気を誇った前作に比べるとストーリーの違いはあれどやはり見劣りがしてしまうのは否めない。前作で特に話題となっていたのが妹役の暴走アドリブ。今回はオーバーリアクションや過激な台詞の連発で何とか近づけようとしているものの、良くも悪くも役者が品行方正なのである。つまり用意されていた範囲内で演技しているため、強烈な印象を残せていない。

また全41話という短さもネックになっている。前作が60話+2時間スペシャルで放送された内容を、その2/3の長さでリメイクするには限界がある。確かにリメイク版と言っても設定もストーリーも大幅に変えているため別物として切り離して考えなければならないのだろうが、その割には要所要所で前作のストーリーをなぞるような展開になっているため、特に終盤などは総集編でも見せられているような急ぎ足でまとめた感じを受けた。

ぼたんと富貴子と二人の牡丹を用意したのは今回のドラマの一番の特色である。但しラストのまとめ方を見ると、必ずしもそれが成功だったとは思えない。結局、牡丹と薔薇の姉妹はあくまでぼたんと美輪子の姉妹の魂を差しており、後半から登場した富貴子の存在意味が無くなってしまう。また安易に人を殺し過ぎる面もいただけない。ドラマの中一体何人が亡くなっているのやら。しかも眞澄の父親の話は振っておいてあっという間に立ち消えになっている。それ以外にもぼたんがヴァージンじゃない問題とか、万華鏡のキーホルダーの行方とか、振りっぱなしで回収無しの要素が多過ぎる。

更に言えば牡丹と薔薇の姉妹以上に、眞澄や萌子を大切にし過ぎる嫌いがある。序盤の主役は確かに眞澄であったが、途中からは眞澄も萌子もあまりストーリーに絡まない状態に。それでも眞澄は最終話まで登場している。

全体的に見てややこじんまりしてしまった印象が強い。前半は『ザ・昼ドラ』を思わせるようなツッコミどころ満載で力を入れているものの、後半はそうした部分が極端に少なくなりあっけなく終わってしまった。それが非常に残念である。

満足度は★★★★
 
中島丈博,森下寿一
TENT HOUSE
(2004-01-21)

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