刑事

  • 2016.02.14 Sunday
  • 23:05
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 高橋克典、風間俊介、草刈民代 他
【放送】 2014年(テレ東)

深夜、警察官が殺害され拳銃が奪われる事件が起きる。妻を殺害した立てこもり犯を射殺した過去のある男が刑事の信念を貫いて悪に立ち向かう姿を描いた刑事ドラマ。このドラマはテレビ東京開局50周年特別企画ドラマスペシャルとして放送された。

午前三時半を少し回った頃、東品川署天王洲南交番に勤務する巡査部長の村沢が仮眠から目覚めると、同僚の中山がホームレスの喧嘩の連絡を受けて留守にするとメモが残されていた。村沢が様子を見に行こうとしたその時、背後から近付いて来た何者かに刃物で刺され絶命。拳銃を奪われてしまった。その一報は警視庁捜査一課の秋庭実の元に入る。第一発見者は同僚の中山。村沢はかつて秋庭の部下だった男で、安産祈願のお守りを所持していた。一方、拳銃を奪われた事実に焦りを隠せない地域課長は、交番勤務半年の中山に自宅待機を命じ指導係の寺崎に責任を取らせて自らは責任逃れをしようと浅ましい姿を晒していた。酷く取り乱す中山から詳しく事情を尋ねた秋庭は防犯カメラにも不審な点が見当たらなかった事から、堅気の人間の犯行を疑う。村沢の妻の証言から犬の毛を調べていたと情報を得た秋庭は部下の弔い合戦と意気込み刑事に返り咲いた寺崎と共に生前の村沢の足取りを追う。

警官が殺害された事件の犯人を追う内に悪質な詐欺事件が明るみになっていくというストーリーだが、同時に秋庭が過去を如何にして乗り越えるかという点にも重点を置いている。凶悪犯罪を犯した犯人と言えど、犯人の人権は守られている。そのため例え相手が犯人だと明らかだとしても確固たる証拠が無ければ警察は何も出来ない。刑事は常にそんなジレンマと戦う羽目になる。そんな時、刑事達は一体どうするか?実はこのドラマの一番の見所はそうしたジレンマに直面した時の刑事の行動なのかも知れない。

このドラマに登場する警察官たちはキャラクター色が豊かである反面、どこぞの刑事ドラマでありがちな刑事を誇張した感が強い。意外性は無いものの判り易さはある。そのためおそらくこんな問題行動を起こすだろうと思っていると案の定という流れが多かった。特に秋庭と共に捜査に当たる犯罪を憎む気持ちが強いがために問題行動を繰り返す熱血漢の寺崎はその代表的な例。かなり荒っぽいやり方で非合法な捜査に打って出る。それを上手く扱う秋庭は出来過ぎている面が無きにしもあらず。

何となく刑事同士の考え方の違いから起こる諍いが好きな人が制作したドラマのように思える。実際、刑事ドラマ等で良く扱われる縦社会の問題や管轄等に関しての問題にはまるで触れられていない。また事件自体に関して言えば、一つの事件からその裏にある大きな犯罪にまで向かう割には、証拠があまりにも都合よく揃い過ぎているのが気に入らない。事件よりも刑事たちに注目したためなのか、意外に最後はあっさり解決し過ぎ。

それはそうと寺崎の髪型が非常に不可解である。てっぺんが薄くなっているのは判るのだが、下から上へ伸びているのか、上から下へ伸びているのか後方から見ると判らない状態になっている。あれが終始気になって仕方が無かった。

満足度は★★★★

 
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