トランプ台上の首

  • 2016.04.03 Sunday
  • 11:12
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ


【出演】 古谷一行、古手川祐子、三浦浩一 他
【放送】 2000年(TBS)

寺の境内で発見された女性の頭蓋骨の正体を金田一耕助が解き明かす本格ミステリー。原作は横溝正史著の『黒猫亭事件』、『トランプ台上の首』。TBSの金田一耕助シリーズ第二十八弾!

昭和三十六年、金田一耕助は雑誌『推理倶楽部』の取材で『くれなゐ座』のマジックショーを訪れていた。幼い頃からマジック好きな金田一は花形紅マヤの華麗なマジックにすっかり夢中になる。その頃、谷中にある蓮正寺の境内で土の中から人間の白骨の頭蓋骨が発見される。現場へ駆け付けた河合警部が関係者から事情を聞いた所、第一発見者である僧侶・日兆は四か月前に黒猫亭のマスター・糸島が飼っていた黒猫が死んだので埋葬したいと言われて許可をしたのだが、生きている黒猫を見掛けて不審に思って掘り起こしたのだと言う。調べを進めると糸島は四か月前に店を閉めて故郷の神戸へ帰ったと判明する。ところが寝室に『推理倶楽部』の雑誌と中に挟まれた糸島の妻に宛てた金田一の直筆のハガキが見つかり、否が応でも金田一は事件に巻き込まれる事になる。

オープニングの現代の東京の映像は何だったのだろう?直後に昭和三十六年に切り替わるのなら、本編に全く関係の無い映像を入れなくても良かったのに。これ一つで世界観がぶち壊しなのだが・・・。

横溝正史の小説『黒猫亭事件』と『トランプ台上の首』はどちらも短編で、その二つを原作に制作されたと銘打ってはいるものの、実際どの部分をドラマに採用しているのかと言えば、寺の境内からそこの僧侶が遺体を発見したと言うシチュエーションは『黒猫亭事件』のもので、その遺体を頭蓋骨だけにしたのは『トランプ台上の首』から採用している。またその後はどちらかと言えば『黒猫亭事件』よりのストーリーとなっており、ヒロインのマヤの生い立ちは『トランプ台上の首』から持って来たものである。どちらも短編小説であるため、単独では尺が足りなかったのだろう。割合からすると7:3くらいで『黒猫亭事件』の部分が多いので、いっそタイトルも『黒猫亭事件』にしてしまっても良かったのではないかと思えるのだが、まあ、これは好みの問題だから仕方が無い。おそらくマジックショーを出してしまった時点でトランプ台の方が関連付けやすいと考えたのだろう。TBSの金田一耕助シリーズは原作からかなり離れたストーリーになっている事が多いのだが、このドラマは比較的原作に忠実である。

このドラマでヒロインを演じている古手川祐子がかなりふくよかに見える。実際にはそこまで太ってはいないのかも知れないが、顔の輪郭や頬が辺りの肉付きが良く、また髪型をショートにしている事もあってどうしても太って見えてしまう。そのせいでチャイナドレスなどを身に纏うとイマイチ決まらない。勿論元々綺麗な顔立ちをしているので不細工という程では無い。それに対して和装で登場した時の姿は見違えるよう。つくづく日本人は和装に適した体型だと思い知らされる。

満足度は★★★★
 

横溝 正史
角川書店(角川グループパブリッシング)
(1973-04-20)

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コメント
いまさらですが、「トランプ台上の首」はTBSの金田一耕助シリーズ第二十八弾です。
  • 松吉
  • 2019/06/29 9:27 AM
ご指摘ありがとうございます
  • 梔子
  • 2019/07/03 6:50 PM
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