名探偵キャサリン

  • 2016.04.04 Monday
  • 01:02
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 シャーロット・ケイト・フォックス、谷原章介、高岡早紀 他
【放送】 2015年(フジ)

華道家元と対立していた女が殺害される。アメリカ副大統領の娘であるお嬢様が名探偵となって難事件を見事に解決する本格ミステリー。原作は山村美紗著の『花の棺』。このドラマはシャーロット・ケイト・フォックス主演のキャサリンシリーズの第一作目となる。

アメリカ副大統領のルイス・ターナーが公務で来日し京都を回っていた。案内役である外務大臣の浜口幸夫とルイスが友好的な関係を示した直後発砲音が轟く。SPは咄嗟の判断で要人達を車に乗せその場を去っていった。後にそのニュースが報道され、音は発砲音では無く爆竹だったと判明する。その日の内にルイスは帰国したが、同行していた娘のキャサリン・ターナーは日本に残る姿勢を崩さなかった。娘を心配するルイスのために幸夫はSPとエスコートをつけると約束する。その夜、何も知らない京洛大学の准教授・浜口一郎は伯父の幸夫から呼び出されて琵琶湖グランドホテルへ到着すると、華道協会主催のパーティー会場で幸夫からキャサリンのエスコート役と紹介され面食らう。そんな中、幸夫がボーイにぶつかった直後腕時計が紛失する事件が起きる。咄嗟に一郎はボーイがスリだと判断して呼び止めるが、騒ぎに気付いたキャサリンは幸夫の様子を見て腕時計をトイレに置き忘れたと推理する。

原作に登場するキャサリンがいたら、素直にこんな感じだろうと思えるキャサリンだった。勿論、容姿がそのままという点が一番大きいが、一般人からすれば少し我儘なお嬢様の雰囲気がキャサリンらしさを醸し出している。実は山村美紗のキャサリンシリーズは長編・短編を合わせるとかなりの数に上るが、キャサリンが名探偵役に起用されるドラマは少なく、他のシリーズのドラマとして制作される事が多い。キャサリンはあくまでアメリカ出身のお嬢様なので、日本人が演じるには難があるのである。他局にはなるが、苦肉の策で日本名を無理矢理キャサリンと呼ばせる設定にしたシリーズもあるにはあるが、どうしても原作のイメージからは遠くなってしまう。演技云々にはこの際目を瞑るとして、原作の世界観の再現に彼女の存在は不可欠である。

さて今回は華道界を舞台に友人の弔い合戦とも呼べる連続殺人事件の謎にキャサリンが乗り出していく事になる。相棒となるのはエスコート役を頼まれた浜口一郎。この組み合わせも背の高い同士でなかなかである。まあ、多少この二人の実年齢が高いのはご愛敬。

このドラマの見せ場は何といっても茶室トリック。この茶室トリックはあまりにも有名だが、実際にテレビ画面で見ると地味な印象を受けた。また犯人の犯行動機が犯人に一方的に同情するような話に作り上げられていない事に好感を持った。犯人から見れば犯罪を犯すに十分な動機でも、他人から見ればただの身勝手な事情。実際そういうものだろう。

満足度は★★★★
 
にほんブログ村 テレビブログ 推理・サスペンスドラマへ
コメント
コメントする

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>

にほんブログ村

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered by

無料ブログ作成サービス JUGEM