山形新幹線つばさ129号の女

  • 2016.04.26 Tuesday
  • 20:13
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 高橋英樹、酒井美紀、宇梶剛士 他
【放送】 2012年(テレ朝)

お馴染十津川警部と亀井刑事のコンビが活躍する西村京太郎原作のトラベルミステリー第58弾!鈍器で殴られた後黒いロープで若い女性が絞殺される連続殺人事件を追う。今回から亀井刑事役が愛川欽也から高田純次にバトンタッチ。原作は西村京太郎著『八ヶ岳高原殺人事件』。

世田谷で若い女性が惨たらしい姿で発見された。被害者は新人歌手の蘭カオル(本名:柴田香)。彼女は後ろから鈍器で殴られた後、黒いロープで首を絞められて殺害されていた。父親の証言からその夜はレコーディングが長引き帰宅が遅くなったと判明する。犯行に使用されたロープの製造元を調べた松山刑事は宇都宮から東京へ向かう東北新幹線の中で幼馴染みの矢代圭子と再会する。大日出版に勤める圭子は旅行雑誌の編集を担当しており、この日も取材の帰りだったと言う。数日後、圭子はカメラマンと共に取材地に向かうため新幹線に乗車しようとした所、女優の小池祐子をホームで見掛ける。この新幹線は福島で連結を解かれ、前の車両は山形新幹線つばさ129号として山形へ向かい、後ろの車両は東北新幹線Maxやまびこ129号として仙台へ向かう。圭子達が乗ったのはつばさ129号で、祐子が乗ったのはMaxやまびこ129号だった。ところが翌日祐子は仙台の北川湖のほとりで発見される。祐子もまたカオルと同様の手口で殺害されていた。

バーッと仙台行って、バーッと殺して、バーッと・・・。

犯人の足取りを説明する西本刑事の台詞の貧困さに笑った。警察の捜査なんだから全部「バーッと」で済ましちゃ駄目でしょ。

さて今回のドラマは一見何の接点も持たないかのように見える被害者達がどうして犯人に狙われたのか、その殺害動機の点に捻りを加えた内容になっている。このシリーズでは無くてはならない時刻表トリックも織り込んであるが、これまでのシリーズでかなり出尽くした感があり、連結された列車を利用したトリックは以前にも他の作品で使用しているのもあり意外とあっさりしている。ただこの殺害動機を聞かされるとミステリー作品の中では成り立つもののであり、実際に起きた事件だと考えると犯人の屈折した思考に同情する余地が無くなる。というより被害者があまりに浮かばれない。

また今回のドラマでは事件が解決しても松山刑事の無念さが印象に残る。必死に望まない真相へ辿り着かない方法を模索する松山刑事が印象的だった。

満足度は★★★★
 
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