みちのく角館殺人事件

  • 2016.05.01 Sunday
  • 01:59
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 片平なぎさ、佳那晃子、江藤潤 他
【放送】 1996年(日テレ)

別荘で転落死した女性の殺害容疑をかけられたフリーライターが相棒のカメラマンと共に嫌疑を晴らすべく事件の真相に迫る。『小京都ミステリー』シリーズ第十六弾!

雑誌編集者の柏木尚子の今度の取材先は東北の二大小京都盛岡と角館。相棒のカメラマン・山本克也が取材を前に骨折し城南大学病院に入院しているため、尚子は単独で角館入りをする。この地方の伝統工芸品である革細工を見に藤木伝四郎商店へ立ち寄った尚子は革細工職人の妻・早坂冴子を紹介される。残念ながら冴子の夫・信次は職人気質で尚子を快く思わなかったが、冴子とその娘とは親しくなる事が出来た。取材を終えた尚子が八幡平ロイヤルホテルへ向かう途中、守屋史祐と名乗る少年を八幡平温泉郷まで同乗させる。少年の事がどうも気に懸かった尚子は別荘地で『守屋』という表札を見つけて訪ねる。ところが建物の中では赤ん坊が気持ち良さそうに寝かしつけられていたが人の気配は感じなかった。不審に思って外へ出た尚子はベランダから転落したと思われる女性の遺体を発見する。慌てて通報したものの警察は尚子が別荘荒らしで、口封じのために女性を殺害したととんだ濡れ衣を着せられてしまう。

山本克也役の船越英一郎がどうやら実際に骨折していたようで、ドラマの中でも不慮の事故で骨折した前提で松葉杖姿での撮影となっている。尚子への愛を示すためにギプスに『尚子』とハートマーク付で書いているはご愛敬。移動場面も多いだけに良くこの状態で撮影出来たと感心する。

今回の舞台は古い慣習が残っている東北地方。跡継ぎに対する考え方も(このドラマの放送時よりも更に)昔風で、それがストーリーの軸になっている。解決編を見ると犯行は衝動的で犯人が何の工作も行っていないのに、尚子&克也の活躍が無ければ警察は全く事件の真相に行きつかなかったという無能ぶり。流石にここまで無能だと目も当てられない。殺人犯と疑われた尚子が自分から働きかけて警察と情報を共有しようとする姿勢が見られるのが唯一の救いだろうか。

ドラマの中で尚子が同乗させた少年が三年前に亡くなったはずの少年だったというオカルトめいたエピソードを持って来ている。岩手県は座敷童子の話があるような土地柄なのでそうしたオカルトチックな風合いを生かすのかと期待していたのだが全くそんな気配は無いままに終了してしまった。その点が非常に残念だった。

満足度は★★★★
 
沢田知可子,小野沢篤,カラオケ
ダブリューイーエー・ジャパン
(1995-03-10)

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