三角波

  • 2016.07.01 Friday
  • 08:42

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 早見優、三浦浩一、山下規介 他

【放送】 1990年(フジ)

 

結婚を控えた女性が別の男性の存在が気になって結婚を躊躇ってしまう。原作は向田邦子著の『三角波』。このドラマは直木賞作家サスペンスの一遍として放送された。

 

中学生の頃、父親が三角波で遭難して以来不幸続きの幸田巻子は明光出版の編集長・緒方との結婚を控えていた。母親を交えての食事会の後、一人暮らしをしているアパートに戻るとウェディングドレスがずたずたに切り裂かれていた。直後、緒方の後輩である波多野から結婚に反対する電話がかかって来る。勤め先を寿退社した日、どうしても緒方との結婚に気が進まない巻子は結婚の延期を申し出るが、取り合っては貰えなかった。困り果てた巻子はアパートを訪ねて来た元同僚の小谷に本当の事を打ち明ける。実は巻子はいつしか波多野の視線が気になるようになり、夢にまで見るようになっていたのである。そんな中、突然何者かが鍵を開けて部屋に侵入してくる。

 

最初から何となく奇妙な関係を築く緒方と波多野。同じ会社に勤める先輩と後輩ではあるが、波多野は何かと緒方にこき使われて言いなりになっている。その波多野が時折見せる巻子への異様な視線に、巻子の心がざわつき出す。そしてとうとう緒方と結婚しない方が良いのではとまで考えるように。

 

ラストに大きなオチを抱えた興味深いストーリーではあるのだが、如何せん最後のオチの演出がイマイチ。波多野の真意を見せるあの場面はもっとインパクトのあるもので無ければ、せっかくのオチが台無しである。そのオチのためにそれまでのストーリーがあったと言っても過言では無いだけに、もう少し何とかならなかったのだろうか?

 

予期せぬ方向から波が押し寄せる事で出来る三角波。この波にのまれれば大型の船さえ真っ二つになると言う。このドラマは三角波に例えてマリッジブルーの女性が押し寄せる大きな障害を乗り越えられるか否かを問う内容になっている。但し共感出来るかどうかは微妙。幸せにしがみつくか、それとも自分の気持ちに正直になるか。最終的な決断は見ている側に判断を委ねた形でぼかしている。

 

満足度は★★★★

マラ・ゲッツ
ポニーキャニオン
(1989-11-21)

にほんブログ村 テレビブログ 推理・サスペンスドラマへ
コメント
コメントする

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>

にほんブログ村

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered by

無料ブログ作成サービス JUGEM