女監察医・室生亜季子 犯罪性なし

  • 2016.07.02 Saturday
  • 01:30

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 浜木綿子、ベンガル、風祭ゆき 他

【放送】 1993年(日テレ)

 

ビニールハウスで農家の嫁が一酸化炭素中毒で死亡する。事故死として片付けられた事件現場から不審点を探し出す。火曜サスペンス劇場の人気シリーズ『女監察医・室生亜季子』シリーズ第十三弾!

 

川越で三代続いた開業医で地域の監察医を務める室生亜季子は、最近浜田警部に誘われて夜な夜なカラオケスナック『エコー』へ繰り出していた。そんな中、スナックで偶然患者の白井園子に出会う。園子は農家の後妻だが、農業が嫌いでストレスから不眠症を訴えていた。しかし実は園子はスナックのマスターの不破と不倫関係にあり、農家に愛想が尽きて不破に結婚を迫っていた。一週間後、早苗が帰宅するとビニールハウスの中で園子が死亡していた。司法解剖を依頼された亜季子の診断は死因は一酸化炭素中毒。外傷も無かったため、浜田警部はビニールハウスの中では練炭火鉢が置かれており、マスクをつけ忘れた事による事故死であり、事件性はなしと断定する。葬儀も終わって間もない内に園子の夫・一也が心筋梗塞で入院する事になり、一人残された早苗は亜季子が預かる事になる。園子の遺体を見たショックからか早苗は失語症になっていた。

 

死因は一酸化炭素中毒で疑いようがなく、また外傷も無かった。誰が見ても事故死としか思えない状況で、死因にケチがついたのは園子の妹の訴え。園子が生前誰かに殺されると常々言っていたと証言したため、捜査は振り出しに。しかしこの死んだ園子にしろ、妹にしろ身勝手で欲深い、所謂悪女である事には変わりなく、こんな生き方をしていれば周囲から恨みを買うのは目に見えている。本来なら事故で片付けられる所だが、他殺を疑うのも無理のない話である。

 

さて幼い子供が登場し、その子供に何らかの障害が生じているのであれば事件に関わりがあるのがこういったサスペンスのお約束である。このドラマも例外なくそのパターンで、事件の鍵を握っているのは失語症になった早苗。亜季子は事件の裏に隠された真相を究明する一方で、早苗の心の闇へも迫っていく。

 

この当時、カラオケと言えばカラオケスナックを指し、まだカラオケ専門の店は一般的では無かった時代である。確かカラオケボックスは存在したと思うが・・・。他の客がいる中で自分が予約した曲が掛かるとステージの上に立って唄うスタイルは、今から見ると恥ずかしくないのだろうかと真面目に感じてしまう。あの当時のカラオケは相当度胸が据わっていないとハードルの高い趣味だったのかも知れない。

 

また今回登場する亜季子のファッションにも注目。当時の流行で肩パット入りのコートが主流なのはおいといて、ベビーピンクのコートが何とも愛らしくて目を惹く。亜季子のヘアースタイルもアップになっていて、ちょっとした夜の店のママさん風。この姿で診察鞄を持って往診とは流石に誰も医者とはみないだろう。

 

満足度は★★★★

 

岩崎 宏美(益田 宏美)
ビクターエンタテインメント株式会社

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