浅見光彦ミステリー 美濃路殺人事件

  • 2016.07.16 Saturday
  • 00:39

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 水谷豊、岩崎良美、井川比左志 他

【放送】 1988年(日テレ)

 

宝石と現金と共に宝石商が失踪する。遺体なき殺人事件の取材に駆り出されたルポライターが学童疎開に纏わる連続殺人事件の謎に迫るトラベルミステリー。このドラマは火曜サスペンス劇場版浅見光彦シリーズ第四弾!原作は内田康夫著の『美濃路殺人事件』。

 

西銀座の駐車場で奇怪な事件が起きる。宝石商の月岡和夫が車の中に大量の血を残して失踪。一億円相当の宝石と現金五千万円も無くなっていた。マスコミは遺体なき殺人事件を月岡の狂言と面白おかしく書き立て、世間の注目を集めていた。ルポライターの浅見光彦もこの事件の取材の仕事を依頼され、月岡の自宅に張り込んでいたが、月岡の娘・ミキにビンタを食らう。しかし嘘を書けない光彦の記事は没になり、今度は伝統工芸である美濃紙の取材の仕事に回されてしまう。ところが岐阜で取材後ホテルの一室で、リトルワールドで高桑雅文が死亡したニュースを耳にする。高桑は月岡家と親しい間柄の人間なのだ。現場ではまたも花を手向けに来たミキに遭遇し、ビンタを食らう。どうしても事件が気になる光彦は東京に戻って月岡家を訪ねると、ミキがリトルワールドにいたのは高桑の哀悼のためでなく、小暮という男に呼び出されていた事実を掴む。

 

連続殺人事件ではなく、別の場所で起きた事件を光彦が繋いでいくというのはこのシリーズのパターンと言って良いのだろうか?

 

内容を一挙に詰め込もうとした故なのか、展開が早く、戦時中の学童疎開の話なのにあまりシリアスにはせずにさらっと流してしまった感じがある。勿論、そこには戦争を経験していない時代の人間が主人公になっているという事情もあるので、さほど気にはならないのだが、戦時中の痛ましさ等がしっかりと表現されていないと事件そのものが希薄に見えてしまう。問題はもっと根深い所に眠っているともっと印象付けて欲しかった。

 

それにしても今回の浅見光彦は兄の陽一郎に頼り過ぎである。兄も光彦の推理が結果的に事件解決に結びつくので渋々協力してはいるものの、回を追うごとに光彦が陽一郎の力を借りるのが当然になりつつある。しかも徐々に兄に物を頼む時の光彦の態度が大きくなっているように思うのは気のせいだろうか?

 

満足度は★★★

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