女監察医・室生亜季子 薬殺

  • 2016.07.26 Tuesday
  • 08:37

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 浜木綿子、中山仁、剣幸 他

【放送】 1994年(日テレ)

 

料理教室の参加者が体調不良を訴える中、一人の男が変死する。司法解剖の結果、男はタリウム中毒だった。火曜サスペンス劇場の人気シリーズ『女監察医・室生亜季子』シリーズ第十七弾!

 

川越で三代続いた開業医で、地域の監察医を務める室生亜季子は患者から浜田警部が料理教室でもめ事を起こしたと聞いて、浜田警部の自宅を訪ねていく。浜田警部が通っている『川越料理教室』の同じグループに宮部智之という男が娘・美智子を捨てた相手だったのだ。そのせいで美智子は拒食症になり、浜田警部はどうしても感情が抑えられず宮部と大乱闘したと言う。ところがそれから二週間後、宮部が自宅で急死する。料理教室の面々がお悔やみに駆け付ける中、浜田警部は少し前から宮部が体調不良を訴えていたと聞く。しかも宮部だけでなく浜田警部以外の料理教室の面々が先週の料理教室の後から一様に体調不良を訴えていた。料理教室の仲間達が宮部と揉めていた浜田警部に疑いの目を向ける。その頃、室生医院へ宮部が他殺の疑いがあると記されたFAXが届く。亜季子は死亡診断書を書いた医師から宮部に何かの中毒症状が出ていたと聞いて司法解剖を願い出る。結果、遺体からタリウムが検出され、他の料理教室メンバー四人の尿からも陽性反応が出た者が現れる。

 

亜季子のファッションがお洒落で可愛らしい。普段着の時の鮮やかな色合いの毛糸のワンピースと良い、外出する際のポンチョ風のコートと良い、勿論現代とはシルエットが異なるため通用する服装では無いのだが、それでもそのチョイスに思わず目を惹かれてしまう。

 

今回はタリウムによる中毒死。同じ料理教室に通うメンバーの中に陽性、陰性と混じり、更にはその中の一人だけが死亡する。料理教室が開かれた日にそのメンバーが被害に遭った事からも、料理教室で何らかの形でタリウムが体内に入ったのは間違いない。そうなると考えようによっては無差別殺人だった可能性まで出て来る。被害者となった宮部の死は宮部を狙ったものなのか、それともたまたま宮部が大量に摂取してしまったのか、状況は混沌としてくる。

 

誰が犯人か判らぬ状況で行われた殺人とすると非常にミステリー色が強くなるが、このシリーズはあくまでミステリーより人情的な部分がメインのため、殺人事件の真相に迫る一方で浜田警部の娘・美智子が宮部の元カノという事で色々情報提供をしてくれる。それにより犯人も動機も特定しやすくしている。個人的には混沌としたまま進んでいく方が好きなのだが、流石に決まった時間枠の中でそれを行うのは難しいだろう。

 

それにしても終わってみれば事件に関わった人物は被害者も含めて身勝手な人間ばかり。事件は起こるべくして起こった感じである。

 

満足度は★★★★

白井貴子,秋元康,十川知司,カラオケ
テイチクエンタテインメント
(1994-06-01)

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