女監察医・室生亜季子 身元不明

  • 2016.07.30 Saturday
  • 00:10

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 浜木綿子、柴田理恵、中西良太 他

【放送】 1996年(日テレ)

 

六年前、公金横領して失踪した男が妻に殺害されて家の裏に埋められたという噂が流れる中、実際に家の裏から白骨遺体が発見される。しかし失踪した男の骨では無かった。白骨遺体の正体は?火曜サスペンス劇場の人気シリーズ『女監察医・室生亜季子』シリーズ第二十一弾!

 

川越で三代続いた開業医で、地域の監察医を務める室生亜季子が急病の連絡を受けた遠藤家は、六年前にその家の主・遠藤裕一が勤め先の信用金庫から公金を横領し失踪した家だった。失踪直前に裕一が妻に殺されるような事を仄めかしていた事から、妻の利江が裕一を殺害したと噂が広まり、六年経った今も心無い輩からの嫌がらせを受け続けている。そんな中、遠藤家の裏に遺体が埋まっているとタレこみが室生医院と警察に入る。疑惑を晴らすために遠藤家の裏を掘ってみると本当に白骨遺体が発見される。ところが亜季子が白骨の鑑定をした所、裕一では無く、もっと年配の男性だった事が判明。実はタレこみは娘の幸子が真相を知りたくて友人の頼んで電話させたものだった。幸子は以前入っていたひったくりグループのリーダー・根本が一年くらい前に人を殺害して幸子の家の裏に埋めたと脅されていたと警察に証言する。

 

真相が判った方が良かったのか悪かったのか、何ともすっきりしない事件である。結果的には幸子にとっては心の中の蟠りを拭い去り、新しい未来へ踏み出すためのきっかけとなった出来事ではあったが、そのために失ったものが多過ぎる。まだ高校三年生の幸子には随分荷が重い事件になってしまった。事件の核心部に辿り着くのはいつもの事ながら亜季子なのだが、穴を掘ってる最中にいきなり事件の全容が頭の中に映像として再現されるのは行き過ぎではないだろうか?人間にはふと何かを閃く事もあるので、それを表現したかったのだと思うが、いきなり過去の映像(実際には亜季子の想像上の映像)が登場するので咄嗟についていけなかった。

 

ところで事件の根底にあるのは古いしきたりや本家や分家の慣習に縛られ、引き裂かれてしまった男女の愛情。舞台の川越が江戸情緒残る街並みを未だに称えているように、その地に古くから住む人々は未だにそうした慣習を大切に生きていると暗黙の内に語り掛けているようでもあった。

 

満足度は★★★

高橋真梨子,十川知司,大森俊之,カラオケ
ビクターエンタテインメント
(1996-06-21)

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