怪談 牡丹燈籠

  • 2016.09.05 Monday
  • 09:53

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 佳那晃子、佐藤仁哉、小島三児 他

【放送】 1979年(東京12チャンネル)

 

無残にも引き裂かれた恋人を求めて夜な夜な美しい女とその女中が牡丹灯籠を持って愛しい浪人の元へと通い詰める。原作は三代目河竹新七の歌舞伎演目『怪異談牡丹灯籠』。

 

八百石の旗本の娘・お露は浪人の萩原新三郎と深く愛し合っていたが身分違いの関係を父親に許しては貰えず、とうとう無理矢理他の男と婚礼をあげる事になってしまう。しかしどうしても新三郎を忘れられなかったお露は婚礼の最中に自らを刀で貫いて自害する。またお露の唯一の味方であった女中のお米も後を追って井戸に飛び込む。庭に咲く真っ白な牡丹の花が二人の血で真っ赤に染まった。お盆の入り、新三郎の元へお露がお米と共にやって来る。お露が祝言をあげたと噂に聞いた新三郎はお露を追い返そうとするが、お露は家を出て祝言など上げていないと言い張る。お露の言葉を信じた新三郎はお露を家に招き入れて契りを結ぶ。ところが隣に住む伴蔵がこっそり覗き見た所、お露の足が骸骨だった。翌朝、新三郎を診た医者は新三郎の顔に死相が浮かんでいると忠告する。それでもお露が死んだと信じない新三郎を仕方なくお露の墓に連れて行く。

 

骸骨の手足が明らかに作り物なのが気になるが、当時としては骸骨が登場するだけで恐怖を感じていたのかも知れない。

 

因みにこのドラマではお露が恋人と結ばれなかった事を儚んで、幽霊となっても新三郎の元に通い詰める部分だけを取り上げている。実際には新三郎を裏切った伴蔵夫婦のその後の生活やお露の御家騒動等々を含んだもう少し長い話なのだが、一番有名な部分だけを一時間の枠内に収めた話になっている。

 

何となく滑稽に見えるのが伴蔵夫婦が幽霊と金の取引をする場面。百両をふっかけるとお米が持ってやって来る。一体どこから用意したのだろう?伴蔵夫婦に恨みは無いはずなのに、何故か幽霊の怨念が伴蔵夫婦に向かうのもおかしな話である。

 

尚、お露が幽霊になっても依然として無邪気なのが却って不気味だった。

 

満足度は★★★★

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