怪談 死神

  • 2016.09.08 Thursday
  • 09:43

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 中村鴈治郎、森川正太、千うらら 他

【放送】 1979年(東京12チャンネル)

 

ある日死神の姿が見えるようになった大工が医者となって大儲けする。ところが飲み屋の女と駆け落ちしたばかりに災難に見舞われる。日本名作怪談劇場の第十一作目として放送された。

 

人の命は死神によって操られていると言う。薄気味の悪い男・死神から蝋燭の火が消えれば寿命が尽きると宣言される夢から覚めた大工の八五郎は甲斐性が無く、身重の妻・おかねと喧嘩して家を飛び出してしまった。ところがその行く手に夢の中に出て来た死神が立っていて驚愕する。金も無いのに馴染みの店で飲んだくれていた八五郎の前にまたもや死神が現れ、頼みを聞いてくれれば八五郎から離れてやると言い出した。どこへ逃げても死神から逃れる事が出来ないと悟った八五郎は死神の頼みを聞いてやることにする。実はこの死神、間違えてまだ若い孫娘に取り憑いてしまったらしい。八五郎の役目は死の淵にいる娘の枕元に立っておまじないを唱えるだけ。それを機に死神は八五郎にこれからは医者になれと勧めるのだった。単純な八五郎は言われた通り医者の看板を掲げ、日本橋の呉服屋の店主の病を治して五十両を手に入れる。

 

これ本当に怪談なのだろうか?

 

主人公の八五郎役に森川正太がハマリ役。いかにも頼りなく、まるで医者には見えないお調子者の雰囲気がぴったり。八五郎もそうだが、死神が白装束のよぼよぼの老人で人の生き死によりも前に死神の方が死んでしまいそうだったり、おかねが掲げた看板の平仮名が間違っていたりと、怪談にしてはコミカル性の強いドラマである。しかも人の命を助けるのがまるでとんち。それで人の命が助かるなら苦労はいらないのだが・・・。

 

落語の一演目という形だけに最後のオチまでどこかお間抜けで笑えてしまう。いや、笑っている場合ではないのだが、寄席にいった気分を味わえるドラマである。

 

満足度は★★★★★

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