銀色のフラスク

  • 2016.10.06 Thursday
  • 14:27

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 増田恵子、萩原流行、余貴美子 他

【放送】 1990年(フジ)

 

同じマンションの住人から毒入りウィスキーを渡されたOLが恋人の殺害を企てるサスペンス。原作は阿刀田高著の『銀色のフリスク』。

 

広告代理店『スカイデザイン』に勤務するOL・望月朝子は二年前に独立して個人事務所を持った西野に密かに想いを寄せていたが、西野には恋人がいて想いを打ち明けることが出来なかった。その後、偶然取引先で再会した西野は遺産相続で腹違いの弟との骨肉の争いで酷く心を病んでいた。朝子は恋人と別れたという西野の言葉を信じて付き合い始める。そんなある日、公園で同じマンションに住む須藤から朝子はウィスキー入りの瓶を渡される。強引に押し付けられて渋々持ち帰る朝子だったが、後日彼女からウィスキーに毒を入れたと聞かされ驚愕する。その一方で西野が別れた恋人とよりを戻したことを知って、朝子の心が乱れ始める。

 

西野を想う朝子の気持ちが鍵となるドラマで、生真面目で真剣な交際しか出来ない朝子に対して、西野は女性と付き合うことを軽視している遊び人。そんな全く相容れない恋愛観を持つ男女の恋の顛末を描くサスペンスドラマである。

 

ただオチとしてはやや弱いのが難点。阿刀田高の作品はオチに特に重点を置いていて、すとんと綺麗に落とす作品が多いだけに、このドラマのオチはイマイチ。脚本、或いは演出のせいだろうか?確かに意外性をついた内容ではあるものの、思わぬ段階でオチが判ってしまうのは頂けない。

 

それはともかくとして思い通りにいかない愛情にうだうだ悩み、自分の恋愛観を相手に押し付けるヒロインに共感できるか否かがこのドラマを楽しめるかどうかのネックになってくるのだが、あまり共感出来なかったのが本音である。というよりこのドラマではヒロインの心情が上手く伝わってこない。悩んでいる割には表面上はさばさばしている感じがして、本当に悩んでいるのか?と不思議に思う面がしばしば。オチのためにシチュエーションを作り上げた感じが滲み出ている。

 

満足度は★★★

中島みゆき,瀬尾一三
ポニーキャニオン
(1990-06-13)

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