恐怖の中央高速

  • 2016.12.30 Friday
  • 15:22

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 三浦浩一、南条玲子、誠直也 他

【放送】 1988年(テレ東)

 

宝石店を襲った二人組の強盗殺人犯が逃走経路に利用したのは高速バスだった。この中に犯人がいる。走行するバスに閉じ込められた乗客は恐怖でパニックに!

 

白昼堂々、新宿の宝石店が男女二人の強盗に襲われた。警察に通報しようとした男性店員は胸を銃弾で撃たれ、強盗はそのまま逃走。犯人の姿が高速バスターミナルの付近で消えた事から中央高速バスに乗った可能性が濃厚だった。乗客への被害を避けるため、刑事二人にバスを追跡する命令が出る。談合坂サービスエリアで佐倉刑事はバスの運転手とガイドの朝比奈に接触し、バスの中に強盗殺人犯が乗っている可能性を知らせ、出発直前にバスに乗った乗客の有無を確認する。しかし二人共、目ぼしい乗客に心当たりはないと証言する。乗客がこの事を知ればパニックになるのは目に見えていた。運転手の提案で佐倉刑事はバス会社の人間だと身分を偽ってバスに同乗する。

 

もしも強盗殺人犯の正体を出来る限り明かさないでドラマを進める目的があるとすれば、このドラマは完全に失敗作である。勘の良い人ならば誰が犯人か配役を見た時点で気付いてしまうだろうし、例えその前提が無かったとしても犯人からの要求を示すメモが出された段階で犯人の目星がついてしまう。このメモがあまりに不自然なのである。しかもこの不自然過ぎるメモに何ら疑問も持たない佐倉刑事の間抜けさに唖然となる。更に言えば拳銃で背中を掻いたり、同僚から出されたメッセージがわざと目に留まらない方向を向いたりと、これが演出とするならあまりにも刑事を馬鹿にした演出と言わざるを得ない。おまけにこれはネタばれになるが、結局の所、犯人は捕まらないのだから、幾ら警察もここまで間抜けではないだろうと言いたいし信じたい。

 

またミスリード狙いで乗客が様々な問題行動を起こすのだが、これに関しても如何にもな内容で良くあるパターンでの時間引き延ばしに走っている。あまりにお粗末な内容に思わず脱力するドラマである。

 

但し強盗殺人犯の女性の心理に関してだけは夏樹静子作品らしさが表れている。このドラマを評価するならばその一点のみだろう。

 

満足度は★★

にほんブログ村 テレビブログ 推理・サスペンスドラマへ
コメント
コメントする

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered by

無料ブログ作成サービス JUGEM