ハロー張りねずみ

  • 2017.06.05 Monday
  • 11:35

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 緒形直人、内藤剛志、有森也実 他

【放送】 1996年(TBS)

 

お人好しで間抜けな探偵が幼い子供の誘拐事件に乗り出す探偵物語。原作は弘兼憲史のコミック『ハロー張りネズミ』。

 

あかつか探偵事務所で探偵をしている七瀬五郎は尾行中に老人を助けている間に財布をすられた挙句、逃げられてしまう等、お人好しで何処か間の抜けた探偵である。これが七瀬だけならまだしも、相棒もまた所謂間抜け。ある日、探偵事務所に子供が誘拐されたと建設会社の社長・北村とその愛人がやってくる。実は誘拐されたのは愛人の子供、つまり隠し子だったのだ。犯人から要求された身代金は五千万円。犯人からの指示通り動く北村と愛人だったが、最終的に金を受け渡すのは愛人の役目に。心配した七瀬が受け渡し場所へ一緒についていくのだが、そこに現れたのは七瀬のかつての恋人・ユミだった。ユミが七瀬を見かけて何故か執拗に話しかけてきて右往左往している間に七瀬の正体が犯人にバレてしまう。

 

他愛のない話を無理矢理二時間ドラマに引き延ばした感じがする。結局このドラマは誘拐事件を解決して人情味ある結末を導き出すのが目的であるのだが、誘拐事件自体は大した話でもなくどちらかと言えば登場する人物の背景に着目してそちらを誘拐事件に絡ませて話を膨らませたような内容である。それに加えて主演の緒形直人扮する七瀬があまりにも普通のその辺にいるにいちゃん的な存在で印象が薄く、推理力に長けているという印象もなければ、ここぞと言う時に見せる格好の良さも無い。ただ自分の犯したミスに気付いて探りを入れていたらビンゴ!だっただけの話。そもそも七瀬の仲間にさえ打ち明けずにとる単独行動は探偵としてどうかと問われるような行為であり、勿論探偵に警察のような規則があるわけでもないのだが、色々な面でツッコミどころ満載である。

 

猟奇的もなければド派手なアクションもない代わりに、良くも悪くも無い中途半端なラインを延々と突き進むストーリーだけに見るのにそんなに苦は無いが、山も谷もなく淡々と進む内容に途中で飽きてしまうのは否めない。せめてサスペンスタッチの演出にしてくれれば良いものを誘拐事件が起こっているのに全く危機感を覚えない。全編を通じての平和ボケ感が仇となったドラマである。

 

満足度は★★★

にほんブログ村 テレビブログ 推理・サスペンスドラマへ
コメント
コメントする

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>

にほんブログ村

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered by

無料ブログ作成サービス JUGEM