闇に沈む殺意 誰にも言えない・・・函館旅情サスペンス

  • 2017.09.01 Friday
  • 18:25

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 余貴美子、柳葉敏郎、いしのようこ 他

【放送】 2003年(フジ)

 

函館で小学校の教師を務める女が好きになった相手はあまり自分について語らない料理人だった。ところが彼に次々と不穏な疑惑が持ち上がり、女は彼の事を調べ始める。函館を舞台にした旅情サスペンス。

 

函館の町で殺人事件が起きる。悪質な手で荒稼ぎをしていた金融業者の吉岡が事務所内で殺害されたのだ。大きな事件とは無縁の平和な町だっただけにその反動は大きかった。早速小学校では子供達を早く帰宅させるなどと対策をとる。犯人の特定も出来ていない状況だけに住人達は脅威を感じていた。小料理屋の長女・及川夏子は昼間は小学校の教師を務め、夜は父親の経営する小料理屋の手伝いと親孝行娘と評判の女性。未だ独身で父親からは早く片付いて欲しいと言われているが、こっそり妹・春美の元夫と密会を重ねていた。一方、漁協で働くバツイチの春美は結構派手に遊んでいて、今は刑事の三井と交際中。そんな中、夏子と春美の父親が脳梗塞で倒れてしまう。しかももう仕事は続けられないと宣告されて、娘二人は新たに板前を一人雇う事にする。応募してきたのは戸浦芳夫だった。東京の一流ホテルでシェフをしていただけあって腕は確かで、父親も戸浦に店を任せると決める。

 

色々な事件が起こる中で、ヒロインの夏子が真相を解き明かしていきつつ、そんな最中に芽生えた夏子と戸浦の静かに進展する大人の恋を描いたストーリー。色々盛り込んでいる割には詰めが甘く、意外性のある展開が台無しになっている場面が随所に見られる。例えば警察の殺人事件の捜査一つを取り上げても、あれだけ現場が荒らされているのに犯人に繋がる手がかりの一つもなく、何故か犯人が腕に怪我をしているという具体的な情報が飛び出している。ラストの方で殺人事件が起こった場面が流れると、これで証拠が何も無いというのは考えられないくらい犯人は取り乱してやらかしていると判明するのだが・・・。そもそも事件を担当する三井刑事の偏見の有り過ぎる言動も見られたものではない。確かに閉鎖的な町では余所者は敬遠され、何かと疑われるものである。企画意図としてはそれを出したかったのだとは思うが、警察までその有様というのは首を傾げるばかり。

 

またドラマの時代背景も良く判らない。ストーリーはまるで昭和のドラマのようである。おまけにドラマ内で昔懐かしいダイヤル式の黒電話が登場しているが、このドラマの放送されていた時代にはもう黒電話は殆ど使用されていなかったのではないだろうか。だからと言って他に目を向けると必ずしも昔の話では無さそうである。

 

次々に不幸に襲われる夏子のラストに待ち受けるのは?

 

あまりに順当なラストに「やっぱりな」と目が平らになった。

 

満足度は★★★

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