犯罪科学分析室 電子の標的

  • 2017.09.10 Sunday
  • 00:09

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 伊原剛志、佐藤めぐみ、手塚とおる 他

【放送】 2015年(テレ東)

 

ほんの些細な手がかりから東大法学部卒のキャリアが率いる犯罪科学分析室が難解な事件を解決に導く。奥多摩山中で発見された人骨から幼児誘拐事件まで彼等の活躍を描いた刑事ドラマ。原作は濱嘉之著の『電子の標的 警視庁特別捜査官・藤江康央』。

 

奥多摩山中で人骨の一部が発見される。警視庁捜査一課は人骨の身元特定を調査するも、膨大な行方不明者リストを前に頭を抱えていた。ところが犯罪科学分析室の室長・藤江康央が既に身元は特定出来ていると言って現れる。人骨の切断面の特徴から、人骨はレーザーメスで切断されたものと断定。2012年に中国やマカオでも同じような死体が発見されていると言う。レーザーメスの納品先やそこに付着していた血液等々から犯罪科学分析室が捜査した結果、人骨は行方不明になっていたフリーの記者・加藤正一郎と特定された。その後、引き続き加藤を調べていた犯罪化学分析室の面々に編集者の西方は加藤がトラブルだらけの記者だったと証言する。

 

犯罪科学分析室の捜査はほんの些細な手がかりから驚くべき情報を入手し、その情報を元に事件を解決に導いていく。確かにこのドラマで見る犯罪科学分析室の活躍は格好良く見えるのだが、裏を返せばかなり地道な捜査の連続である。事件を解決に導くための手がかりを見つけるために彼等は懸命にその糸口を見つけようとする。例えばティッシュについた唾液や防犯カメラに撮影される範囲等々。その道のプロたちの集団のため専門知識は有り余るほどある反面、その専門知識が活かせる土壌が無ければ何にもならない。事件を解決する際は見事に決めるが、そこに行きつくまではかなり地味な作業である。勿論、画面にはその地味な部分はカットされ、一部だけが登場するだけなため、格好良い彼等だけが印象付けられるようにはなっている。

 

日本の警察が科学捜査を取り入れるようになってから刑事物のドラマも科学捜査を絡ませたドラマが溢れるようになった。このドラマもその一つであるのは否めない。要はどう他の似たようなドラマと差別化出来るかにかかっているのだが、このドラマの場合はキャラクター性にそれを頼っている部分が大きい。と言うか、それだけが頼りと言う気がする。実際、QRコードとかスマホの画像とかある程度知識のある人間には当たり前の知識を如何にも天才で無ければ気が付かない鋭い指摘と扱っている時点で、うーんと唸ってしまう。

 

展開は早いしストーリー自体はそう悪くないのだが、取り上げて面白いと勧められるドラマでも無い。

 

満足度は★★★★

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