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獄門島

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 上川隆也、高島礼子、原田貴和子 他

【放送】 2003年(BSジャパン)

 

瀬戸内海の孤島で起きる連続殺人事件の謎に名探偵・金田一耕助が挑む本格ミステリー。原作は横溝正史著の『獄門島』。

 

昭和二十一年春、金田一耕助は船で獄門島へ向かっていた。この船には大きな釣り鐘も一緒に乗せられていて、付き添っていた僧侶の話ではこの釣り鐘も復員する所だと言う。この獄門島は元々海賊の末裔が住んでいた瀬戸内海の孤島で、江戸時代には流刑地とされていた。現在この孤島に海賊と流人達の末裔が住んでいると言われている。金田一もまた復員兵で、一緒に復員して来た鬼頭千万太の戦死を伝えに来たのである。仙光寺の了然和尚に尋ねると、丁度釣り鐘の搬送に忙しく、後で訪ねるように言われる。その際には村長の荒木真喜平と医者の村瀬幸庵も同席して欲しいと伝える。時間の空いた金田一は本鬼頭、つまり鬼頭家の本家を訪ねる。ここが千万太の実家だった。応対してくれたのは千万太の従姉である鬼頭早苗。金田一は早苗に千万太が復員船の中で亡くなった事を告げ、遺品を渡す。残念ながら当主の与三松は病に伏していて顔見世は出来ず、早苗の弟・一は数日前にここ半月の間に帰還すると朗報を受けたばかりだった。早苗と話している内に千万太の妹達が帰って来る。花子・雪枝・月代は三つ子であまり躾の良い娘達では無かった。その後、仙光寺で待っていた了然和尚、村瀬、荒木の三人に千万太から預かった手紙を渡し、了然和尚の使いで千万太の通夜をやると分鬼頭、つまり鬼頭家の分家に伝えて来て欲しいと頼まれる。本鬼頭、分鬼頭共に親戚筋の網元だが、昔から仲が悪いと教えられる。

 

何度もドラマ化&映画化されている人気作品のため、ストーリーは周知されているし、後は他の作品とどう差別化を図るかの問題となる。上川隆也演じる金田一耕助は理知的で大人しい印象の金田一耕助である。そのため人見知りでは無いものの、あまりフレンドリーという印象は無い。但し獄門島内を常に駆けずり回り、アクティブな人物だと感じた。勿論、戦後まもなくという時代背景があるので、今より断然不便なのは否めず、移動手段はどうしても自分の足になってしまうためアクティブにならざるを得ない事情もあるのだが・・・。これと言って際立った特徴が無いため、どうしてもインパクトの面では薄くなってしまう。

 

尚、全登場人物の中で際立っていたのが早苗である。顔だけは都会的に見えてしまうものの、性格やその姿は庶民的で人間味のある早苗になっている。

 

またこの原作は原作通りに実写化できない部分があり、それをどう料理するかも見所となる。しかしこのドラマではオリジナルの解釈は殆ど見られない。鐘の中を覗く際に多少目新しさはあったものの、歴代の作品の良いとこ取りをした結果コンパクトにまとまってしまった感じがする。もう一つの鐘があっさり見つかってしまう等物足りなさも否めなかった。

 

満足度は★★★★★

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