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留守宅の事件

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 古谷一行、内藤剛志、余貴美子 他

【放送】 1996年(日テレ)

 

密かに想いを寄せる従妹を心配して夫の出張中に家を訪ねた男が従妹を殺害した犯人と疑われてしまう。あの時、従姉は既に殺されていた。事件の真相は如何に?原作は松本清張著の『留守宅の事件』。

 

主婦・栗山宗子が自宅で遺体となって発見されたのは死後五、六日経ってからの事だった。第一発見者は夫の敏夫。東北へ出張から帰宅したら、宗子が死んでいたと言う。福島県在住の証券マン・萩野光治のこの事件に巻き込まれる羽目になったのは敏夫が出張のついでに荻野宅を訪ねた事に起因する。光治と宗子は仲の良い従妹同士で、敏夫とも家族ぐるみの付き合いがあった。敏夫はかつて仙台支社で働いていたコンピューター関係の優秀な営業マンで、その実績を買われて業績不振となった仙台支社の応援を頼まれたのだ。そのせいで敏夫はもう一週間以上も自宅に戻っていない。敏夫の話ぶりから何となく栗山夫妻の関係がぎくしゃくしているのでは無いかと直感した光治は、敏夫が出張を終える前に一度宗子と話をしてみようと思い立つ。

 

原作の小説は短編なのでそう驚くような展開は見せない。良くも悪くも昔ながらのミステリーである。但し原作とは主人公が異なり、光治は逮捕され、刑事が事件を解き明かすストーリーになっている。

 

主人公の光治はごく普通の証券マンのように見えるのだが、このドラマを見ていると如何に女にモテる男だったかを思い知らされる。そもそもそれだけ女にモテなければこのドラマ自体成り立たないのだが・・・。登場する主要な女達が何れも光治に恋い焦がれているって、どんんだけモテるんだか。それに対して妻を失った男・敏夫はギャンブルに狂い、女に狂い、最悪の男のような設定なのだが、不思議な事に表面上はその悪さが全く表れていない。光治夫妻と鍋をつつく敏夫はごく普通の、いや、むしろ仕事の出来る営業マンであり、人付き合いも良く、非の打ちどころのない人間のように見える。ところが台詞の中に時折気になる言葉を登場させる事で、光治夫妻は敏夫の人間性や夫婦仲を勘繰り始める。この辺りの台詞のやり取りの上手さが絶妙だった。

 

今はスマホの登場でこのドラマのようなシチュエーションを実現するのは難しくなってしまったが、スケジュール表に書かれているルートを時刻表や地図で確認するアナログな時代が懐かしく感じた。

 

満足度は★★★★

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