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アンナチュラル

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 石原さとみ、井浦新、窪田正孝 他

【放送】 2018年(TBS)

 

不自然な死は許さない!

 

死因究明の専門家達が不自然な死を遂げた遺体から真実を見出す姿を描いた法医学ミステリー。

 

三澄ミコトは不自然死究明研究所(通称:UDIラボ)に勤める法医解剖医。可愛いルックスからは想像が出来ないが仕事熱心で朝から天丼を平らげるような変わり者でもある。同僚にはもう一人ベテラン法医解剖医・中堂系がいる。中堂はこれまで3000体の解剖をしてきたというキワモノ。UDIラボでは中堂班、三澄班に別れており、持ち込まれた遺体はどちらかの班が担当する事になる。しかし中堂の性格が悪いため、同じ班になった臨床検査技師は次々辞めるという有様。現在、中堂班の臨床検査技師の坂本も中堂の言動に怯える毎日だった。ある日、UDIラボに突然死した高野島の遺体が持ち込まれる。診断は『虚血性心疾患』、所謂心不全であるが両親は若くて健康な息子が心不全を起こすとはどうしても信じられなかったのだ。担当となったのは三澄班。解剖を行ったところ、心臓は異常が見られず急性腎不全の症状が見つかる。ミコトは薬毒死を疑う。そんな中、高野島の同僚に高野島が亡くなった翌日に亡くなった女性がいる事が判明する。高野島には恋人がいたが、死亡した彼女とも交際していると噂が流れていた。

 

遺体解剖を請け負う民間企業の話で、警察、遺族等々遺体に不自然な点がある場合遺体解剖を行っていくのだが、国から補助金を受けているという立場上独自の判断で動けないしがらみの部分が何とも面白い要素である。そんなUDIラボで働いているのは二人の法医解剖医を中心とした二つのチーム。しかしこの中心となっているミコトと中堂が仕事の腕は確かだが、夢中になるとしがらみを軽く超えて突っ走ってしまうタイプであるためUDIラボの経営を度々危機に晒してしまう。まあ、このくらい行動力が無ければドラマとして面白味は無いが・・・。しかもこの二人のドクターは共にワケアリなのである。そしてUDIラボを揺るがす人物がもう一人。それがミコトのチームに入った見習い君。彼は実はとあるスキャンダル誌編集部から送り込まれたスパイで・・・と何かしらきな臭さのある面子が揃っている。但しドラマ自体は一話完結で遺体を解剖して事件の真相を明らかにするというパターンであり、どの法医学ドラマとさして変わりは無い。言ってみればこのUDIラボの人間ドラマこそがこのドラマの特徴であり、往来の法医学ドラマにその人間ドラマを組み込んだ形でストーリーが進展していく。

 

確かに人間ドラマは興味深いのだが、中堂の事情がこのドラマのクライマックスとなっており、ドラマのヒロインであるミコトの事情に関してはさほど取り上げられていない。当初、見習い君を送り込んだ編集部が狙っていたのはミコトのスキャンダルだった事を考えるとやや肩透かしを食らった感じがする。

 

法医学物なのでそちらの方面が好きな人には十分楽しめる内容である。ただ良くも悪くも尖った部分が見当たらない。色々仕込んではいるのに爆発せずに終わった感が否めないのだ。またドラマの雰囲気も遺体を扱うという背景からか重苦しさを避けて明るい雰囲気を醸し出しているのだが、これが逆にドラマを軽く見せる要因となってしまった。UDIラボのオフィスがまるで学園ドラマの職員室のように見えてならなかった。何しろ最初に登場するロッカールームが体育系の部活に所属する生徒達が使用するロッカールームそのものだったし。解剖場面が無ければここは学校?と見紛ってしまう。遺体を扱う配慮は判るが、やはりそれなりの雰囲気は大切である。

 

満足度は★★★★

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