ふぞろい刑事

  • 2018.02.13 Tuesday
  • 17:10

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 村上弘明、真矢ミキ、尾美としのり 他

【放送】 2017年(テレ朝)

 

フリージャーナリストが自殺を装って殺害された事件の裏には建設業者の闇が潜んでいた。乙女なおじさん刑事と元マル暴の女刑事のコンビが事件の解明に乗り出す刑事ドラマ。

 

警視庁捜査一課の比嘉兆次率いる比嘉班に新たに新メンバーが加わると発表される。現れたのは警視庁広報部から異動してきた早乙女史朗。新メンバーと聞いて若手と思っていた比嘉班の面々は落胆する。てっきり若手が来ると思っていたのだが、早乙女はすでに良い年のオジサン。広報部にいただけあって何かとゴシップに強く、また手作りのシュークリームを差し入れする等乙女っぷりが半端ない。その頃、比嘉班の一人『オニケイ』こと鬼塚桂はかつて雀荘で出所した元暴力団員と麻雀の真っ最中だった。実は鬼塚は元まる暴という経歴の持ち主。ガサツで短気なのが玉に瑕だが、刑事としての能力を比嘉は高く買っていた。比嘉から事件の報告を受けて直接現場へ駆け付けた鬼塚はそこで早乙女と初めて顔を合わせる。路上に横たわる遺体はフリージャーナリストの中川和也。ビルの屋上から転落死したのは明白で、屋上には脱いだ靴が揃えて残されていた。一見覚悟の自殺と思われたが、早乙女は中川の後頭部に何処かにぶつけた痕跡があるのを見て自殺を偽装した他殺と判断する。また中川の体に付着していた何かのふわふわの毛も鑑識に調査を依頼する。鬼塚と早乙女は中川のアパートへ向かうが、そこで早速二人の意見が割れる。

 

これはあくまでエンタメ系のサスペンスドラマであり、このドラマにリアリティを求めてしまってはいけないと判っているのだが、あまりに無理のあるキャスティングに頭痛がする。まず主演の村上弘明演じる早乙女の性格は『乙女なおじさん』。これがまあ似合わない。頑張って演じてますという空気が其処彼処に感じられて正直イタイ。また真矢ミキ演じる鬼塚も元マル暴のガサツでカッとなりやすい性格。これもまた本人のイメージと大分離れていて無理矢理感が否めない。特に声のトーンが高域にまとまる特徴のある真矢ミキにドスの効いた声が出せるはずもなく、元マル暴という説得力がまるでない。ミスキャスティングをギャグとして楽しむ心の広さが無いとなかなかドラマの中に入っていけないドラマである。

 

さてストーリーの方に目を向けるとこれがまあご都合主義の嵐。同じ事件を調べているのは判るのだが、別行動で捜査しているはずなのに捜査内容が必ず他の刑事が捜査した内容に関わってくるのだ。いやいやいや、こんな都合良く事件が解決するわけでは無いだろう。何か見つかるとそれが必ず決め手になると言うのもおかしな話だし、万事うまくいきすぎている。せめて視聴者を唸らせるトリックでもあれば格好がついたと思うのだが、それも無し。まさかとは思うが制作側が遊び心だけで制作したドラマなのでは無いだろうか?

 

続編が制作されない事を祈る。

 

満足度は★★★

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