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静おばあちゃんにおまかせ

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 岡田結実、草笛光子、要潤 他

【放送】 2018年(テレ朝)

 

女子大生と刑事のコンビが元裁判官のお婆ちゃんから助言を受けて事件を解決するミステリードラマ。原作は中山七里著の『静おばあちゃんにおまかせ』。

 

世田谷区成城の洋館で暮らす高円寺円と祖母の静の一日は世間を賑わすニュースを見て熱い議論を戦わせる事から始まる。実は静は元裁判官と言う経歴の持ち主。日本で二十番目の女性裁判官だと言う。円も静を見習って法学部に通う女子大生だが、まだまだ修行中の身。常日頃から実地訓練の機会に恵まれないかと手ぐすねを引いていた。そんなある日、横浜埠頭で殺人事件が発生する。被害者は神奈川県警の警察官の久世達也。銃弾で胸射抜かれており、その銃弾のライフマークが同じく神奈川県警の椿山道雄の所持する拳銃のものと一致した。結果、椿山は逮捕されるが、椿山の人柄を良く知る葛城公彦刑事はどうしても信じられなかった。丁度その頃、葛城は円からキャンパスに呼び出される。実はかつて葛城はキャンパス内で起きた連続窃盗犯の犯人を誤認逮捕しようとしていた所を円に救って貰った経緯があるのだ。円と落ち合った葛城は事件の話を円に聞かせる。

 

探偵物というには女子大生の高円寺円がまだまだ未熟な素人で、警察物と呼べるほど玄人気質の内容でも無い。殺人事件の謎を解明する目的はあるものの、一般人が親しみ易い範囲にとどまったミステリーであり、トリックも何処か懐かしさを感じる。ヒロインの円の明るく元気な様が爽やかで、葛城の刑事らしからぬ腰の低さもまた魅力である。二話完結にしてしまうのが勿体ないくらいのほんわかした雰囲気の良いミステリーだった。

 

勿論、難点が全くないわけでは無い。主演の岡田結実は元気は良いが演技の方はイマイチ。ただそれが逆に素人っぽい女子大生探偵をリアルに見せている面もある。また警察が事件を解決するがちがち硬派のミステリーを好む人には物足りないだろうし、かといって視聴者を釘付けにするような尖った個性があるわけでもない。個性と言えば祖母の静なのだが、ラストでその辺も明かしてしまっているためもう続編は作らない予定なのだろう。

 

昨今、めっきり減って目にする機会の無くなったアイドル主演の二時間サスペンスを何となく彷彿させる。ヒロインの元気と明るさで乗り切った感のある内容だが、だからと言ってとんでも展開に走らずにきちんとミステリーをしている所に好感を持った。こういう系統のミステリーは最近少なくなっているだけに、もっと制作されて欲しいものである。

 

満足度は★★★

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