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Missデビル 人事の悪魔・椿眞子

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 菜々緒、佐藤勝利、木村佳乃 他

【放送】 2018年(日テレ)

 

期待を胸に大手保険会社に入社した新入社員が配属されたのはリストラを遂行するために立ち上げられた新部署だった。悪魔のような美人室長の命令で任務を全うする成長物語。

 

共亜火災保険グループの合同入社式の日、今年大学を卒業したばかりの斉藤博史は希望を胸に入社式へ臨んでいた。ここは博史の卒業した大学では入社は奇跡的としか言いようのない会社。同じく就活中に仲良くなった藤堂真冬、関内秀臣、南雲陽一とも合流し、大沢社長の挨拶を聞いていた。そんな中、新入社員の教育に当たる担当者が紹介される。外部のコンサルティング会社から派遣された人事コンサルタントの椿眞子はプロポーション抜群の美女で、博史は思わず見とれてしまう。しかし椿眞子に対して人事部長・伊藤千紘はあまり良く思ってはいなかった。入社式の翌日から新入社員は二週間の研修に入る。眞子が最初に彼等に命じたのは退職願を書く事。まずは死に方を学べという眞子の言葉に新入社員だけでなく、その場に出席した社員達も震え上がる。

 

悪魔のように非情で冷酷な美しい上司。そんな上司に新入社員が翻弄されてつつも、社会の厳しさを学ぶお仕事ドラマかと思いきや、実際そうした側面もあるにはあるのだが、そんな面を見せつつも大企業の本当の膿を出すために戦うダークヒロインの話だった。新入社員の生き残りをかけた社員研修から始まり、その後は会社にとって必要のない人材のクビを切る話へと移行する。本来ならそうした人事は総務部人事課の仕事ではあるが、会社は家族をモットーとする会社社長や温情主義の千紘では会社にとっての価値判断が出来ない。そのため外部企業から派遣された椿眞子が独自の判断で会社に利益不利益かを見極めて人材の肩高きを行っていくと言うストーリーになっている。主役と思われた斉藤はただの椿眞子の使いッパで、良いように使われるだけという本末転倒のドラマだった。

 

さて悪魔と称される椿眞子ではあるが、実際人事部の人間が会社の人事について口を出す際、彼女ほどの情報網を持っているとは思えない。ただ単純に直属の上司からあがってくる報告を元にお役所仕事をしているなら、それこそ怖いと思わざるを得ない。悪意を持っている部下に良い評価など付けるはずは無いし、まして他部署から異動して管理職に就いた人間が実際の仕事状況を見て正しい評価が出来るのか甚だ疑問である。つまり椿眞子の場合、そうした上司の報告は一切当てにせず、自分の目で判断した会社にとって有益な人材かどうかを判断しているのは非常に公平な見方であると言える。毎回誰が退社に追い込まれるのかを考えるのはちょっとしたミステリーのようで面白かった。

 

特に印象に残ったのはマタハラの回。これは現代社会では由々しき問題になりつつある。マタハラが起きないよう妊婦を優遇する事がマタハラを増長させる要因になる。そんな皮肉めいた状況をうまい具合にドラマ化していた。

 

満足度は★★★★

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