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崖っぷちホテル

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 戸田恵梨香、岩田剛典、りょう 他

【放送】 2018年(日テレ)

 

すっかり落ちぶれた、まさに崖っぷちのホテルを若き総支配人と謎の男が中心となって建て直していく。ホテル立て直しストーリー。

 

ホテルグランデインヴルサはかつては栄華を誇った高級ホテルだったが、今や落ちぶれて破産寸前。前総支配人の死後、息子が多額の借金をこさえて逃げてしまったのだ。総支配人を継いだのは妹の桜井佐那。しかし経験不足の彼女の威厳はゼロに等しく、従業員には完全に見限られていた。何とか利益を出そうと旅行代理店にツアーを頼んだのが仇となり、格安ツアーの常識のない団体客でホテルはてんやわんや。その上、従業員は誰もかれもがやる気なし。副支配人の時貞に至ってはホテルを売却しようと画策している始末。そんな時、謎の客・宇海直哉がホテルを訪れる。彼にはこのホテルに何か思い入れがあるようなのだが、彼の風体を見るなり副支配人達は品位を落とすから追い出せと支配人に文句を言う。しかし佐那は追い出さず、言われた通りスウィートルームへと通す。部屋に案内されてからも宇海は次々注文を出すのだが、従業員達は面倒臭がって何もしない。出来る限り客の要望に沿うのがホテルマンだと思っている佐那は一人で宇海の注文に答えるのだった。一方、この日は五年に一度必ず訪れる古参の客。笹川加奈子が亡くなった夫の代わりに孫の奈菜美を連れて訪れる。一泊二十万円以上もするスウィートルームの宿泊客なのにサービスは最悪。とうとう奈菜美は金額に合わないサービスに怒り出す。

 

すっかり落ちぶれてしまったホテルを悲しむ総支配人の佐那が、ふらりと現れた敏腕ホテルマンの宇海と共にホテルの立て直しを図るストーリーで、だからと言って宇海が堕落した従業員たちの意識改革を行うために教育するような事はしない。ただ思い付きを口にして様々な問題に彼等を対処させるという方法で彼等にホテルマンとしてどうあるべきかを学ばせるのだ。ホテルの立て直しとなると普通は様々な切り口から悪い点を洗い出していくものである。しかしこういう間接的なアプローチは興味深い。そもそも従業員たちは決してホテルの仕事が嫌いなわけではない。総支配人の佐那だってそうである。彼女には総支配人としての資質は十分にあるのだが、突然の就任でノウハウを学ぶ前に総支配人となってしまった。おまけに従業員たちは彼女をひよっこと舐めている。それがどう変わっていくのか、宇海の持ち込む問題が意外な方向にホテルを導いていくのが楽しみだった。

 

それにしても随分奇抜なキャスティングをしたものである。駄目な雰囲気を出すための演出でもあるのだが、特にフロント係とベルマンに関しては凄いのを連れて来たとキャスティングに驚かされる。また比較的まともな印象のあるりょう演じる梢も、まさかのウィッグ愛用者。ただ意外性のあるストーリーだけでなく、あちこちに落としどころを仕込んでいて、コミカルな上に最後は必ず心温まる結末へと導いてくれる。派手さのあるドラマでは無いが最後まで楽しめる内容だった。夢のあるドラマは大歓迎である。

 

満足度は★★★★

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