きのうの敵は今日も敵

  • 2018.05.02 Wednesday
  • 20:34

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 石田純一、黒木瞳、伊東四朗 他

【放送】 1995年(TBS)

 

急死した社長の代わりに社長に就任するのは誰か?研究一筋の長男、革新派の次男、人が好いだけの長女の夫が三つ巴で社長の座を目指す。仕事に恋に張り合いながら新社長が誕生するまでの成長物語。

 

男性化粧品会社『嵐ポマード』では新入社員を迎え、社長室で入社式を行っていた。本来ならば社長が挨拶するところだが、社長が急死したため止む無く社長無しで入社式を行っていた。この式には役員の他、社長の長男・嵐公平が出席する事になっていたが、公平は一人息子の等の野球の試合で大遅刻。母親の則子はそんな公平に激怒する始末だった。その頃社内では誰が二代目社長になるかが専らの噂となっていた。おそらく社長は公平を後継者として育てるつもりで、入社以来研究一筋だった公平を本社に呼び宣伝部長とさせていたと思われるが、育てる間も無く病死したため公平では社長は務まらないというのが専らの見方だった。また次男坊の信英は『嵐ポマード』の外食事業部を展開するリーダーであるのだが愛人の子供であるため則子が許すはずが無い。また長女の里美も夫の井上常務の社長就任を狙っていた。そんな中、公平は本屋で外食事業部の岡部恵子と知り合いになる。彼女が酔っ払いに絡まれたのがきっかけで、二人は男女の仲に。社長の四十九日法要の後、則子が社長に指名したのは案の定公平だった。しかし公平は辞退し、外食事業部は信英を社長にしろとクーデターを起こす。

 

一時はサラリーマンと言えばポマードが必需品となっていた時代があるが、このドラマはポマード全盛期を過ぎた時代が舞台。男性化粧品は次第に多様化し、ポマードは廃れつつある。そんな時代にポマードで成りあがった男性化粧品会社の社長が急死。ドラマの中心となっているのは次期社長に誰がなるのかという社長レースだが、廃れ行く会社の生き残りを賭けて誰が活路を見い出していくのかも関わって来る。あまりシビアな内容では無い反面、様々な思惑が入り乱れる中で社長候補者が成長していく姿が拝めるストーリーはなかなか面白い。放送当時はラブストーリー全盛の時代だけに、仕事だけでなく恋愛も絡んでバトルになるのは致し方ないのかも知れない。また同族会社という設定上、ホームドラマ的な要素もある。

 

一番の見所は石田純一演じる公平の成長だろう。毎回様々な困難を乗り越えて人間的に成長する姿がはっきりと見て取れる。最初は研究職から急に本社勤務になった頼りないだけの男だったが、人望、考え方、統率力等々、社長に必要と思われる物を一つ一つ身に付けていく。またがつがつしない物腰の柔らかさも魅力の一つである。

 

満足度は★★★★★

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