<< September 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

名探偵コジン 〜突然コマーシャルドラマ〜

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 滝藤賢一、金子ノブアキ、佐津川愛美 他

【放送】 2018年(フジ)

 

ドラマの中に商品コマーシャルを巧みに入れて、それにドラマの重要な要素となるよう企画された史上初のアドフュージョンドラマ。ストーリーテラーは滝藤賢一。

 

探偵萩原礼一は嵐の夜に山奥のペンションに辿り着く。そこは老齢のオーナー・柴矢恭造が経営するペンションで、萩原はそこで一泊する事にする。ペンションの客である色気のある美女・間宮紗良に一目ぼれした萩原は、探偵に興味津々の紗良に何とか良い所を見せようと読んだ事も無い探偵小説の話を聞かせてはいたが、実は事件を担当した事は一度も無く、この日も浮気調査の帰りだったのだ。オーナーが出してくれた珈琲の産地を推理して紗良に自慢するも、本当の珈琲の正体は市販の珈琲。結局のところ、女の前で格好つけるだけの調子の良い男だった。それからも続々と客が到着。部屋に戻った萩原にLINEが届く。相手は紗良だった。喜びいさんで呼び出された場所へ向かった荻原だったが、何者かに殴られ死亡してしまう。

 

通常ならば話の切れ目にCMを挟んで一旦ドラマが途切れるものだが、このドラマの場合はドラマの中に商品がそのまま登場してしまうためCMへの切り替えは無しで進行する。一応、ストーリーテラーの滝藤賢一がドラマの切れ目で説明する場面が挿入されるものの、それ以外はノンストップ。四つの商品をドラマに絡ませて登場させている。勿論、これは実験的試みであるため、ドラマの最後に今回のドラマに協力したスポンサーの感想や意見が紹介されていて、概ね好評ではあるものの、唯一商品提供会社の社長をドラマに出演させる要望には応えられなかったようである。だとしてもかなり苦労してスポンサーの要求を満たしつつドラマとして仕上げた苦労が滲み出ていた。ビタミン補給で霊感能力が強化されるとか、相当無理矢理なこじつけもあったが・・・。

 

さて探偵が初っ端に殺害されてしまったのでは誰が探偵役をするのか疑問に思うが、そこは自ら被害者となった探偵の萩原が職業通り探偵役を買ってでる。しかしここでネックになるのが誰も彼の姿を見る事が出来ないし、更には声を聴く事も出来ない。つまり幾ら探偵が推理しても誰も聞いてくれないのである。そこではっと気づく。だからペンション客の中に霊媒師がいるんだと。

 

色々伏線をばら撒きながら進んでいくストーリーだけに、これが無いとこれが出来ないと逆転の発想から構成されているのが丸わかりである。それはそれでも良いのだが、用意したものを全て使ってしまうので意外性が無くなってしまう欠点もある。やはりミステリーではミスリードがあった方が格段に面白くなる。そういう要素が一切無いのでCMをドラマに取り入れる事にだけ頭を使い切ってしまった感があった。

 

願わくばせっかく探偵事務所が出来たのだから、それで続編も制作して欲しい。

 

満足度は★★★

にほんブログ村 テレビブログ 推理・サスペンスドラマへ

関連する記事
コメント
コメントする








   

カウンター

ブログパーツUL5

search this site.

profile

categories

latest entries

archives

recent comment

links

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM