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あにいもうと

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 宮崎あおい、大泉洋、瀧本美織 他

【放送】 2018年(TBS)

 

妹を大切に思うからこそ馬鹿な行動を起こしてしまう不器用で愛情深い兄と反発する妹。狂おしいまでの兄と妹の絆、そして家族の在り方を問うヒューマンドラマ。原作は室生犀星著の『あにいもうと』。

 

赤座工務店を営む赤座家は棟梁の忍を中心に三人の子供達に恵まれ幸せな家庭を築いてきた。ところが長女の桃子が子供を流産した事から家庭に蟠りが生まれる。元々は非常に仲が良かった兄妹の伊之助と桃子だったのだが、それがきっかけとなりとうとう大喧嘩を始めてしまう。結果、桃子は災いの種である自分が家を出て行くと決意する。半年後、忍の古希祝いを開く事になる。実はそれを口実に桃子を家に戻すつもりだったのだ。次女の佐知から話を聞いた桃子は父親の祝いを無碍にする事は出来ず、トラック運転手の仕事を調整して半年ぶりに赤座家の敷居を跨ぐと決意する。ところが桃子より一足早く赤座家を訪ねて来たのは小畑裕樹だった。小畑は桃子の元恋人で、子供の父親でもある。仕事で海外に赴任中に桃子と連絡が取れなくなり、帰国した途端桃子の行きつけの飲み屋の女将から桃子が流産した事を知らされたのだ。桃子と小畑にどんな事情があるのかを知らない忍夫妻は伊之助とは会わせないようすぐに追い返したのだが、運悪く地鎮祭から帰宅した伊之助とかちあってしまう。伊之助は一方的に小畑を責め、挙句暴力を振るう。

 

ストーリーが古臭いと言うのはおいといて、何なんだこのドラマは?と感動する以前に腹立たしさを覚える。重要な場面は全て抜け落ちていて、いきなり〇年後だのナレーションで説明されて終了だの、幾ら何でも酷過ぎる。お陰で大切な事が何一つ伝わってこない。話の筋は判るが、ドラマであらすじだけ見せられているような気分にさえなる。

 

確かにこのドラマで重要なのは兄と妹の心境の変化である。それを家族や周囲の人達を交えて、さながら昔のホームドラマのような雰囲気を醸し出しながら進んでいき、その心境の変化だけでもゆっくり丁寧に描いていればまだ良かった。しかし二人の派手なやり合いの方に重点が置かれてしまい、心境の変化もまたすっ飛ばされてばかり。そんなに急いで何がしたいのか、さっぱり目的を見失っているような感じだった。現代でこのドラマを丁寧に描いて実写化するのは辛いのだろう。ただでさえニーズが合わない内容なのだから。しかし早い展開と派手さで目を引かなければ視聴者はついて来ないとでも言わんばかりに肝心な部分をカット。これでは本末転倒である。

 

何が良かったかと問われると良さがなかなか思い浮かばないが、子供のいがみ合いに心を痛める父親の忍の姿だけは心に残った。忍は唯一の伊之助の気持ちを理解している人物。だからこそ馬鹿な行動しか出来ない伊之助をただ黙々と見守っている。とまあ、そんな美味しい立場にいるのだが、途中でいきなり遺影に・・・。

 

決して面白いドラマでは無く、悪い意味で唖然とさせられるドラマだった。

 

満足度は★★

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