部長風花凛子の恋

  • 2018.07.13 Friday
  • 10:02

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

【出演】 りょう、平山浩行、丸山智己 他

【放送】 2018年(日テレ)

 

島耕作シリーズ35周年企画!島耕作が会長を務める会社に勤めるキャリアウーマンの仕事もプライベートも充実したパワフルな生き様を描いたストーリー。原作は弘兼憲史のコミック『会長 島耕作特別編 部長 風花凛子の恋』。

 

株式会社テコットは島耕作が会長を務める会社で、現在社内は会長派と長須派の派閥争いが水面下で激化している。会長の島が海外出張中、IoTスマートビル開発プロジェクトの重役会議が開かれた。常務の長須が執行役員に推薦したのは営業部部長の速見貴文。それに対して社長の国分はプロジェクトリーダーに風花凛子を推薦した。凛子は十年前に中途入社で採用した女性社員で、音大出身という変わり種。しかも面接の際には島の人生の四分の三を仕事につぎ込むと言う発言を撤回させるべく、島の会社で初の女性重役を目指すと宣言した女性だった。現在はその宣言通り、テコット国際本部北米部部長を務める傍ら、プライベートでは恋人の高澤光太郎のジャズ喫茶『デューク』でサックス奏者を務めるという仕事にも恋にも一切妥協せずに人生を楽しんでいた。プロジェクトリーダーに就任した凛子は早速その手腕を発揮する。時短のために無駄を省き、資料はデータでのやり取りのみ、子持ちの主婦には保育園が休園の際は子連れで出勤を許す等々古い体質の社員には考えられない方針を貫く。これにはプロジェクトの一員でかつては凛子の上司だった須田は苦笑い。そんな中、凛子は大事なプレゼンを入社二年目の経理部・吉田に任せると言い出す。

 

命を削るように仕事に精を出す時代は終焉を迎え、これからは自分らしさを失わず公私ともに充実した生活を送るというのが風花凛子の理想であり、彼女はそれを実践している。しかしながら企業は未だ古い考えの人間が上に居座り、自らの考えを部下に押し付けようとする。これからの時代を生き抜くためにはこの古い体質を一掃して、凛子のようなリーダーが必要となる。

 

やや時代遅れ感の漂う内容ではあるが、凛子はさながら民衆のために立ち上がったジャンヌ・ダルクのようである。一企業の話であるのに、新たなリーダーを迎える何処ぞの国の話にも通じるものがある。終盤の見せ場では苦境に立たされた凛子が部下を守るために保身を一切考えずに自分の意見を述べる姿が潔く、見ていてスカっとする。また仕事より仲間を大切にする凛子の姿勢も感心させられた。

 

全二話の短いドラマであるのが残念だった。

 

満足度は★★★★

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