金沢〜東京・殺人ルート 2時間33分の罠

  • 2018.10.09 Tuesday
  • 21:08

【出演】 高橋英樹、財前直見、黒川智花 他

【放送】 2018年(テレ朝)

 

お馴染十津川警部と亀井刑事のコンビが活躍して事件を解決する西村京太郎原作のトラベルミステリー第69弾!仕組まれた犯罪。インターネットを通じて無関係な人間を利用して誘拐・殺人犯罪計画を遂行する犯人を捕まえろ!原作は西村京太郎。

 

亀井刑事は過去に逮捕した強盗犯の墓参りのため金沢を訪れていた。強盗犯の娘である園子は毎年足繁く墓参りにやって来る亀井への感謝の気持ちから、新幹線のグリーン車の切符をプレゼントし、亀井はその切符で帰路につく事に決める。園子から渡された新幹線の切符は11号車のC1。ところがいざその席に座ろうとすると、見知らぬ若い女性が自分の席と変えて欲しいと言って来る。その女性が持っていた切符は12号車、つまり最上級車両グランクラスのC1の席だった。何でも婚約者と途中で落ち合うつもりでいたが、婚約者が11号車のD1の席を購入してしまったのだと言う。差額もいらないと言う女性の申し出に少々躊躇しながらも亀井は切符を交換し、東京へと向かった。途中の駅で亀井の隣の席にアタッシュケースを持った会社員風の男性が座る。すると男は「約束を守れ」といきなり亀井にアタッシュケースを押し付けて去って行った。アタッシュケースの中身は三千万円。しかもその男は刺殺されてしまう。

 

色々ツッコミどころはあるものの、そもそも何故に亀井刑事を事件の目撃者に仕立て上げたのかが疑問である。勿論、そうしないとと津川警部と亀井刑事が事件に絡む事が出来ないのでシリーズ物にするには仕方が無い事ではあるのだが、このシチュエーションにはやはり無理がある。亀井は人情派と言えど刑事は刑事。普通に考えて目撃者にわざわざ警察の人間を選ぶ事自体が不自然極まりない。わざわざ警察に事件を捜査して下さいと頼んでいるようなものである。

 

というか、今回のトリックの重要な点は着物姿の女性、つまり園子の事だが、彼女が買った新幹線のチケットを後ろから盗み見る行為を強要された事にある。正直、あれだけ人の多い券売機の前で頼まれたからと言ってうまい具合に着物の女性の後ろに並ぶ事が可能だろうか?大体、券売機にチケットを買いに来た着物の女性が一人とは限らない。ネットでそんなビジネスを請け負ったというのも苦しい言い訳だ。

 

現代は色々便利になったせいでトリックを作りづらいのは判る。しかしあまりにも無理矢理感が否めないのも事実。確かに心情的には入っていける部分もあるのだが、お粗末なシチュエーション作りに落胆する方が大きかった。

 

満足度は★★★

にほんブログ村 テレビブログ 推理・サスペンスドラマへ
コメント
コメントする

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>

にほんブログ村

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered by

無料ブログ作成サービス JUGEM