SUITS

  • 2018.12.18 Tuesday
  • 14:09

【出演】 織田裕二、鈴木保奈美、中島裕翔 他

【放送】 2018年(フジ)

 

勝つためなら手段を選ばない癖の強い弁護士と、完全記憶能力を持つ偽弁護士のコンビが様々な依頼を解決する痛快リーガルドラマ。全米大ヒットドラマ『SUITS』の日本語リメイク版。

 

幸村・上杉法律事務所に社員へのパワハラを週刊誌に書かれたとダイス・スズキが押しかけて来る。彼の会社の顧問弁護士はこの事務所に所属する甲斐正午。その頃、甲斐は丁度デートの真っ最中。所長の幸村サチからの連絡を受けて、渋々事務所へと戻る。被害者側の弁護士はパワハラによりPTSDを発症したと主張するが、実は甲斐がデートしていた相手はその被害者当人だった。PTSDなんて真っ赤な嘘。ライバル社から送り込まれた産業スパイだったのだ。その事を暴かれて相手の弁護士はたじたじ。甲斐の持っていたデータは全て捏造だったにも拘わらず、結果的には事無きを得た。甲斐はこの事務所のシニアパートナーへの昇進を狙っている。今回の件で幸村はその約束を果たすも、若手の弁護士・アソシエイトを雇う条件付きだった。一方、フリーターの鈴木大貴は祖母の施設の費用を稼ぐために悪友の手先となって麻薬の取引に手を染めようとしていた。ところが取引は麻薬捜査官のおとり捜査。悪友は逮捕されるが、大貴は持ち前の完全記憶能力のおかげで寸での所で捜査官から逃れる事が出来た。その身を隠した先が甲斐が新人弁護士の採用面接を行っている会場だった。大貴が六法全書を二回読んだだけで全て記憶していると知った甲斐は大貴を雇う事にする。

 

『東京ラブストーリー』の主役二人が起用された事で話題性を持たそうという意図でキャスティングされ、過去に同じくリメイク版の『HOPE』で荒波の中を生きる真面目なインターン生を演じた中島裕翔を今回も新米弁護士役で登用。とまあ、月9ドラマ枠にキャスティングだけで挑んだ感じのドラマである。海外のヒット作をリメイクするのは良いが元がアジア圏では無くアメリカという所にリメイクの難しさがある。何しろあちらでは法に訴えて法廷で争うのは身近でも日本ではそこまで身近な話では無い。そのためどうしてもキャスティングに頼らざるを得ないのは致し方ない。但し、このキャスティングで話題になるかと言えばそうでも無い。そもそも『東京ラブストーリー』を見ていた世代がどれだけこの時間にドラマを見ようと思うのか。当時爆発的なヒットと人気を博した完治&リカも既にアラフィフ。貫禄はあるが魅力は無い。それでも起用するフジテレビの織田裕二贔屓に呆れるばかり。

 

さて弁護士を目指しながらも若気の至りで弁護士になるチャンスを永遠に奪われた鈴木大貴。思いがけず彼を見い出した甲斐正午。この二人がパートナーとなって様々な事件を解決していくのだが、脇役の蟹江弁護士のうざさ加減が半端ではなく、どうしても本筋を外れて蟹江を見てしまうのがこのドラマの特徴である。色々複雑な人間関係は存在するし、様々な依頼も舞い込んでくる。なのに何故か終わってみると何一つ頭に残らず、蟹江のうざさだけが余韻となっている。えっ、まさか蟹江のドラマなのか?と勘繰ってしまうくらい濃すぎる脇役に笑ってしまう。度々意味なく登場する蟹江を見る度それまでのストーリーが吹き飛んでしまうから不思議である。甲斐がどんな難事件を無罪で終わらそうとも、蟹江が一つ行動する方が遥かにインパクトがある。

 

最後にストーリーについてだが、色々な伏線を持たせつつ進んでいくストーリーだがメインとなるのが企業単位での案件。殺人事件でない所に好感は持てるものの、その反面身近でない話題のため何処か空言として見てしまう。それよりは蟹江を見ている方が遥かに面白かった。

 

満足度は★★★

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