獣になれない私たち

  • 2018.12.15 Saturday
  • 02:34

【出演】 新垣結衣、松田龍平、田中圭 他

【放送】 2018年(日テレ)

 

本能のままに本音で生きてみたい。ストレスだらけの世の中で現代の三十代の男女がどう自分と向き合っていくかを描くヒューマンドラマ。

 

ECサイト制作会社『ツクモ・クリエイト・ジャパン』は九十九剣児が社長を務めているが、あまりのワンマンぶりに嫌気が差して社員が次々辞めてしまった。その皺寄せがこの会社の社員で、本来は営業アシスタントとして採用された深海晶に一気に押し寄せている。晶は何かと気の付く性格故、同僚の尻拭いから社長秘書の代わりまで全てやらされているのだ。しかしどんなに頑張っても報われず、結局社長からも取引先からも叱られるのは晶。そんな日々を過ごす内に晶は精神的にすっかり疲弊していった。晶が癒しを求めて行きつけのクラフトビールバー『5tap』へ立ち寄ると、そこには常連客の根本恒星がいた。恒星に完璧な笑顔が気持ち悪いと言われた事が晶の胸に突き刺さる。晶の悩みは仕事だけでは無く、恋人・花井京谷との関係にもあった。京谷は未だ元カノ・長門朱里と同棲中。正確には京谷と朱里はとっくに切れているのだが、朱里が京谷に寄生して生きているのだ。そんな朱里を京谷も突き放せない。仕事で追い詰められた晶は思い切って笑顔を止め、恒星に新しい恋がしたいと本音を吐露する。

 

このドラマを見てまず思うのはキャスティングが豪華だと言う事。三十代の俳優陣の中でも注目株がこのドラマに集められている。ところがこれだけ豪華な顔ぶれだとしても、魅力を感じないドラマである。ドラマの意図している所はリアルな三十代の姿であるのだが、何かと問題を起こしては拗らせるばかりなのでスッキリ感がない。八方ふさがりの状況ばかりを作って見ている側のイライラを煽るドラマである。

 

そもそもこれがリアルな三十代の姿なのか?と問われると疑問である。トラブルを発生させるためにあまりにも苦しい状況を作り過ぎてしまった感じがある。ヒロインは有能なOL。社長からどんな要求をされても瞬く間に答えてしまう能力故に、いいように使われてしまって、それでいて周囲の事を考え過ぎる性格のため無理な要求も断れない。恋人とは結婚間近のはずが、未だに元カノと同居中。ドラマの趣旨としてはそんなストレスだらけの世界から飛び出して自分らしさを取り戻すという趣旨なのは判る。しかし当のヒロインがそれを望んでいるわけでも無い。何となくだらだらと問題を長引かせて最終話まで引っ張った感じで、続けて見たいという気持ちが起きない。

 

またラブストーリーの面もあるにはあるのだが、これが大人の恋愛と位置付けてしまっているため、恋愛に冷め過ぎて全くときめきがない。終わってしまった恋への未練ばかりがクローズアップされていて、寂しい限りである。

 

満足度は★★★

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