リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子

  • 2018.12.17 Monday
  • 12:02

【出演】 米倉涼子、向井理、林遣都 他

【出演】 2018年(テレ朝)

 

弁護士資格を剥奪され大手弁護士事務所を放り出された元弁護士が自ら法律事務所を立ち上げ、自分の手下として雇った弁護士をこき使いながら理想の弁護を目指すリーガルドラマ。米倉涼子主演のヒットドラマ『ドクターX』と同じ枠での放送とあり、豪華なキャスティングに力の入れ具合が見て取れる。

 

教会で行われたクライアント社長の葬儀に出席した大手弁護士事務所『Felix&Temma法律事務所』の弁護士海崎優人は教会を出て行く喪服姿の女性がかつての同僚・小鳥遊翔子ではないかと疑問を持つ。翔子は弁護士資格を剥奪された後、海外で暮らしているはずになっていたが、実は密かに日本に帰国し正義のための弁護士事務所を開こうと動き回っていたのである。とは言うものの、弁護士事務所だけに弁護士は必須。翔子が目を付けたのは帝国大学法学部の教授・京極雅彦。翔子は実務経験は無いが弁護士資格を持つ京極を焚きつけ、まんまと事務所開設費用の五百万円と実印を入手する。次に目をつけたのは若手弁護士・青島圭太。経験の浅さと上がり症が災いして一度も勝訴した事の無い圭太だが、自分の敗訴が原因で自殺した被害者の母親の墓参りをする等人情派の真面目な弁護士でもある。圭太が自殺現場を確認するために崖の上に上ったのを翔子は圭太が自殺すると勘違い。それがきっかけとなり、翔子は圭太をスカウトする。それまでイソ弁だった圭太は喜んで翔子の弁護士事務所『京極法律事務所』へ向かうが、電車を下りた途端、「この人、痴漢です!」の声が。見れば駅のホームで女子大生の三島麻央が会社員の安田勉相手に涙ながらに痴漢を訴えていた。身に覚えの無い安田が駅員達に連行されるのを見た圭太は安田の弁護を引き受ける事に。しかし痴漢を認めて示談を成立させるのが釈放の近道とアドバイスをする圭太に安田は腹を立てるばかり。実はこの日、安田にはどうしても行かなければならない事情があったのだ。

 

これはドクターXの大門未知子がアナザーワールドで弁護士にしたらこうなったというドラマなのか?と疑ってしまうくらい、ヒロインの米倉涼子の演技がドクターXの時と一緒。おまけにドクターXではお馴染の勝村政信まで登場するので、何の冗談でこんなドラマを作ったのかと勘繰ってしまう。おそらく米倉涼子主演の新しいシリーズを作りたかったのだと思うが、全く世界観は違うのに大きな違いは感じられなかった。

 

ストーリーは従来通りの弁護士ドラマであり、安定した面白さがある。弁護士事務所の面々はそれぞれが個性的で、自分の丈に見合った活躍を見せる。しかしどうしても背後に王者の風格漂うドクターXがちらついてしまうので、あの面白さに比べるとインパクトが弱くなってしまうのが辛い所である。また翔子に敵対する白鳥美奈子が、どうしても格下に見えてしまうのも難点である。良い意味でも悪い意味でも普通の弁護士ドラマに収まってしまった。

 

満足度は★★★★

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