駐在刑事

  • 2018.12.09 Sunday
  • 11:42

【出演】 寺島進、黒木瞳、佐藤寛太 他

【放送】 2018年(テレ東)

 

奥多摩の駐在所に勤務する警察官が奥多摩で起こる事件を解決する刑事ドラマ。原作は笹本稜平著の『駐在刑事』、『駐在刑事 尾根を渡る風』。

 

五年前、事件の重要参考人が取り調べ中に服毒自殺する警察にとって不名誉な事態が起きた。当時、取り調べを行っていたのが警視庁捜査一課の刑事・江波敦史。江波は全責任を負わされ、東京の西の外れ、奥多摩にある水根駐在所へと異動になった。しかし江波は奥多摩の大自然の中、その地に住む人々の優しさや温かさに触れ、すっかり奥多摩の駐在さんとして馴染んでいた。そんなある日、水根旅館の跡取り息子・池原孝夫が内田遼子と共に山岳ガイドとして山を巡回している最中、工事現場の作業員・中西と喧嘩になり江波が駆け付ける事態になった。その翌日、江波は川の近くで中西の遺体を発見する。殺人事件だけに早速警視庁捜査一課の管理官・加倉井国広が現場へ出向き、捜査本部を発足させる。実はこの日、奥多摩署に新しい署長が就任する日でもあった。署長に会った江波は愕然となる。新しい署長は警視庁捜査二課の理事官というキャリアの緒方綾乃。名目は署長補佐の軽部翔平の教育のためとなっているが、本当の目的は江波を潰す事。五年前の事件で服毒自殺したのは綾乃の妹だったのだ。

 

刑事ドラマやサスペンスが全盛だった頃のドラマをそのまま再現したようなドラマで、現代舞台となってはいるものの時代にそぐわない世界観である。毎回事件を元敏腕刑事だった駐在さんが解決していくのかと思いきや、これがまた最終的に大きな権力に挑んでいくというお約束の内容。勿論、それを毎回事件を解決する裏で小見出しにして終盤で一気に解決していくという構成になっているのだが、それなら何も奥多摩の自然満載の舞台でやる必要はない。もっとここだから成り立つ事件を扱ってドラマに特徴を持たせた方が良かった。初回はそういう節が見られたが、二回目以降は何処かで見たような展開ばかりで退屈だった。

 

また登場するキャラクターも微妙である。主役の江波は駐在さんとしてキャラを確立していたが、キャリアの緒方署長はキレ者という割にはミスが連発でキレ者らしい部分があまり見られない。また自信過剰の若手キャリアの軽部は完全に一時記憶能力だけのためにメンバーに入った感じだった。軽部と内田遼子、池原孝夫の三角関係なども交えれば面白くなりそうなのに、そういう雰囲気を匂わせておいておざなりにされるのはお預けをくらった気分になる。

 

満足度は★★

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