さくらの親子丼2

  • 2019.01.31 Thursday
  • 12:34

【出演】 真矢ミキ、柄本時生、名取裕子 他

【放送】 2018年(フジ)

 

昨年放送された『さくらの親子丼』の続編。古本屋の女主人が今度は子供シェルターの子供達に親子丼を振舞い、子供達を救うために奮闘する心温まるストーリー。

 

九十九さくらは長年付き合いのある弁護士の三谷桃子を訪ねる。現在、桃子は子供シェルター『ハチドリの家』の運営に携わっていて、何らかの理由で親から逃げて来た子供達を一時的に預かり、ハチドリの家で避難・保護していた。二人が話をしていると丁度桃子の事務所の新米弁護士・川端哲也がハチドリの家の調理スタッフが逃げ出したと報告に来る。桃子はさくらが十五年に渡って行き場を失った人々に無料で親子丼を振舞って来た腕を見込んで、今日の晩御飯と明日の朝御飯の調理をさくらに頼む事にする。二食だけならと気軽に引き受けたさくらだったが、現実は厳しいものだった。ハチドリの家にいる子供達は大人を信用せず、個人情報や刃物はスタッフルームに鍵をかけて保管する物々しい現場を目の当たりにする。明日母親へ会いに行く茜へのイジメ行為、義父に性的虐待を受けて保護されたマリア(偽名)、記憶喪失の妊婦貞子(仮名)等々、ハチドリの家にいる子供達の心を開くのは容易ではなかった。それでも親子丼を振舞い子供達に親子の大切さを訴えようとするさくらだったが、翌日茜が母親に暴力を振るわれて逃げ帰ったのを機に子供達の事情を何も理解していなかった事に愕然とする。調理スタッフを継続して欲しいとお願いする川端に、さくらはきっぱりと断る。

 

前作は古本屋の奥で色々な事情を抱えて行き場を失った人たちにさくらが無償で親子丼を振舞い、彼等の事情にさくら自ら関わっていく話だったが、今回は古本屋から子供シェルターへと舞台を変えて、様々な事情から子供シェルターに避難してきた子供達の問題にさくらが関わっていくストーリーになっている。ボランティア精神からではなく慈愛に満ちた大きな心で人々に寄り添おうとするさくらの基本的な姿勢は同じだが、今回の場合、子供シェルターという以前とは異なる場所での話なのでさくらのお節介が子供シェルターにとってはやや行き過ぎた行動と捉えられてさくら事態が思ったように行動が出来ない。また子供シェルターは一時避難所という場所だけにそこにいつまでもいられるわけではない。やがて子供達は居場所を外に見つけなければならない。そんな事情もあってドラマを見ている側からしても無理矢理型にはめられたぎこちなさを感じてしまう。

 

扱っている子供達の問題は様々ではあるものの、イマドキのあるあるの事情ばかりである。良く言えばトレンドを積極的に取り入れている内容だが、逆に言えばどこでも取り上げるような問題ばかりで目新しさはない。しかもそれぞれの問題は一話無いし二話で解決させていく構成のため、解決があっさりし過ぎて味気なかった。

 

満足度は★★★★

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