初めて恋をした日に読む話

  • 2019.03.20 Wednesday
  • 17:03

【出演】 深田恭子、中村倫也、横浜流星 他

【放送】 2019年(TBS)

 

恋も仕事もパッとしないアラサー女子が自分の知らない所で、タイプの違うイケメン男子三人から思いがけず想われてしまうラブコメディー。原作は持田あきのコミック『初めて恋をした日に読む話』。

 

2017年10月、三十二歳の晴見順子は結婚を焦って婚活した結果、婚活相手からあっさり振られてしまう。結婚が駄目になったと知った母親は順子を『恥ずかしい娘』と罵りあからさまに落胆する。順子は有名なお嬢様学校の出身だが、実は東大受験に失敗していた。教育ママだった母親はその時に順子に失望し、以来、順子は何かに必死になる事もなく恋すら知らない大人になっていた。現在、順子は山王ゼミナールで塾講師をしている。しかしこちらも生徒からの評判は著しく悪く、塾長の梅岡道真に叱られてばかりいた。自己嫌悪に陥りながら帰宅する途中、コンビニの駐車場で花火をしている高校生達を見掛ける。とばっちりを受けて水をかぶった順子にその中の一人、ピンクの髪の美少年が全身びしょ濡れになった順子に上着を貸してくれる。順子のいとこで東大卒のエリート商社マンである八雲雅志は密かに順子に片想いしているのだが、それには全く気付いていなかった。翌日、出勤した順子はあのピンクの髪の美少年に再会する。彼は父親と一緒に塾へ来ていた。父親が彼を『恥ずかしい』と言い捨てるのを耳にした順子は持っていた本を床に叩きつけ、自分のような大人になるなと彼を擁護する。これで確実にクビだと覚悟した順子だったが、突然ピンクの髪の美少年が現れて「俺を東大に入れてくんない?」と順子を指名した。

 

順子のキャラクターにとても共感が持てた。アラサー女子だけど仕事も私生活もダメダメ。高校時代までの順子は輝いていたのに、今の順子は負け組まっしぐら。そんな順子が見つけた生き甲斐。それが見るからに勉強と縁の無さそうな高校生を東大に合格させる事だった。たったそれだけのストーリーなのに、そこに至る経緯に順子の魅力がたっぷりつまっている。順子はスペックは駄目かも知れないが、人間性は決して駄目では無い。順子の言葉や行動に、それまで本人が駄目だと思って歩んできた人生の経験が生かされていて、子供を導く立派な女性に成長しているのが垣間見えるのだ。でも本人はそれを自覚していない。自分を駄目だと思い込んで、無理に大人として行動しようとすると失敗する。順子は教師(実際には塾の講師だが)が天職なのだと思わずにはいられない。またこの役を深田恭子が持ち前のふんわりした雰囲気を醸し出しながら演じていて、それが見事にドラマにマッチしていた。

 

全体に雰囲気が非常に良いドラマで見ているのが毎回心地良くて楽しみだった。東大受験を軸に進んでいく話しながら決してギスギスする事は無く、家族の温かさ、友情のすばらしさ、等々ただ恋愛だけでない人間関係も見所の一つとなっている。

 

一言言わせて貰うなら、ラストシーンのキスは流石に場所を考えよう!

 

満足度は★★★★★

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