向いのバズる家族

  • 2019.06.09 Sunday
  • 23:08

【出演】 内田理央、白洲迅、高岡早紀 他

【放送】 2019年(日テレ)

 

神対応がSNSでバズってしまったカフェ店の店長とその一家がSNSによって翻弄されていく姿を描いた物語。

 

カフェcoronaの店長を務める篝あかりは両親と弟の四人暮らし。家族は互いに無関心で誰が何をしているか全く興味が無い。しかしあかりは何処の家もこんなものだと思いながら暮らしていた。ある日、coronaではランチタイムで混雑する中、店員の盛田桃が滑舌の悪い客を放置して怒らせてしまう。慌ててあかりは店長として客に平謝り。そんな事があっても明るい笑顔を振り撒くあかりに店員達は羨望の眼差しを向けていた。しかし実際のあかりは様々なストレスを抱えていて、なまはげの扮装をしてクレームを撒き散らした動画をアップする事でストレスを発散していたのだった。翌日、あかりの接客が動画としてアップされたせいで、あかりはバズり店には動画を見た若い男性たちが押しかける。そんな中、あかりが片想いをしているスポーツ・トレーナーの皆戸涼太から食事に誘われ、うきうき気分で出かけたのだが、涼太からSNSに動画をアップして毒を吐くような人間を軽蔑すると言われてしまい、なまはげを封印する決意をする。ところが押しかけて来る客があかりに動画を撮りたいからあーしろこーしろと注文をつけるようになり、次第にあかりの中に不満が蓄積されていく。

 

何の責任も無く投稿し好き勝手言い合えるSNS。便利ツールではあるものの注目を浴びたいと過激な投稿をして炎上なんてことは日常茶飯事となっている。こんなSNSによって支配されているともいえる日本の現代人の姿をとある一家を通して訴えかけたのがこのドラマである。またそこから家族の本当の姿や在り方を考えさせるという側面も含んだ内容になっている。しかし如何せん家族全員がバスる(良い意味での炎上)という設定はあまりに都合が良過ぎないかというのが正直な感覚で、しかもそこからの進展、特に母親(ヒナちゃん)のSNSへののめり込み方が痛々しくて尋常では無い。SNSでバズる=こんな幸せはないという感覚のみで制作されたドラマだけにノリだけで内容の希薄さが顕著だった。そもそもナマハゲとかおたまで歌とかチョイスがお笑いを誘っているようでセンスがない。

 

最終回は序盤からこのドラマをこの一話で完結にするという雰囲気が滲み出ていて、急いで家族のこれまでの一連の出来事を終結させているのが手に取るように判る。こういう露骨さは目に余って引いてしまう。感動的な締め括りのはずが、既にその時点でドン引きする。キャスティングはそんなに悪くないし、実際演じている俳優陣も頑張っているのは判るのだが、如何せんシナリオが悪過ぎた。

 

満足度は★★★

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