俺のスカート、どこ行った?

  • 2019.06.23 Sunday
  • 20:51

【出演】 古田新、松下奈緒、桐山蓮 他

【放送】 2019年(日テレ)

 

ゲイで女装癖のある高校教師(52歳のおっさん)が型破りな授業を開始する学園ストーリー。

 

豪林館学園高校では始業式が行われていた。この日、二年三組の担任である新任の教師が紹介されるはずだったが、会場には何処を見回してもそれらしき人物の姿は無い。会場が騒然となる中、突然体育館のドアが叩かれる。気弱な二年三組副担任・田中みちるがドアを開けると、そこに現れたのは女装をした堂々たるおっさん。実はこのおっさんこそが二年三組の担任・原田のぶおだったのだ。教室では生徒の顔と名前も覚えずに「あんた」呼ばわりし、ただ一方的に我が道を行くのぶおに生徒達は大反発。また職員室でも生活指導の長井あゆみがのぶおの遅刻におかんむり。のぶおの遅刻はあゆみが五分前に校門を閉めたせいであり、これが学園の指導であると言うあゆみと、出勤時間に間に合ったのに校門が閉まっていて遅刻扱いされたのぶおは対立する。しかし校長はゲイバーで働いていたのぶおに期待を寄せていて、のぶおを教師にした張本人でもあった。

 

見た目と良い、のぶおという名前と良い、このドラマの主人公は何処からどう見ても見事なオッサン。しかも演じている古田新のインパクトの強さ(口調はさほどインパクトはなかったが)もあり、現代のようにLGBTに関して扱いが難しくなっている時代で無ければその容姿で登場するだけで笑いの要因とされている所である。実際、その節はドラマの各所にやや見受けられるが、昔に比べれば差別的な扱いではなくマイルドである。

 

そんな主人公が活躍する学園物でどんな内容かと言えば、これが教師の設定を変えただけでやってる事や問題の解決方法などが往年のヒットドラマ『GTO』なのである。つまり元暴走族をおねえに変えただけで、生徒達にどう接していくか、クラスの問題をどう解決していくかがそっくりで、特に序盤のクラスのいじめられっ子と最初に和解し、学校の屋上から自殺しようとする云々はまるで一緒。しかも熱血とは程遠いあっさり解決ばかりで肩透かしを食らうこともしばしばである。但し学園物のドラマが昨今少なくなっている背景を考えれば、ノリの良いこんなドラマもあって然りと好意的に受け止められる。

 

とはいえ、このドラマには残された時間をどう生きるかというテーマが眠っている。このテーマ自体は結構シリアスで重いものなのだが、ドラマでは終盤にこのテーマが生きて来る。もっともラストシーンではそれも台無しになったが・・・。

 

満足度は★★★★

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